ランダムビジョンオンライン
楽しいオーク狩り!
「齟齬の無いように確認しとくけど、ヒカリ? 前回のゴブリン、何であんな大量に釣ってきたんだ?」
「申し訳ありません。群れがいたので、ちょうど良いと思い釣ってきたのです」
オークの生息地へと向かう途中、先程のゴブリンの数についてヒカリに聞くと、そのように返ってきた。
「ふむ、群れ……か。リセットされたばかりだから、モンスターの数が豊富なのかもしれないな。一応注意していこうか」
ゴブリンやオーク程度に、このメンバーで遅れを取るとは思わないが、念には念をである。
「それじゃあヒカリ、今度は最初からゴブリンと同じくらい……そうだな、15~20匹ほどを釣ってきてくれ」
「かしこまりました。暫しお待ちください」
ある程度森の奥へ進み、ひらけたところでヒカリに指示を出す。
「基本フォーメーションはさっきと同じでいくぞ。その上で桜狐は少し下がり気味で。クーとキッカの三人で敵に対処してくれ。ハクは今回はバインド無しで頼む。攻撃魔法をメインにして、前衛三人のサポートをしてくれ」
「了解だよっ。お兄ちゃん」
「あいあい~」
「かしこまり~」
「了解したのじゃ」
四人が元気よく返事をしたのを確認すると、俺たちはヒカリの帰りをしばらく待った。
………………
…………
……
「釣ってきました。総数は18。すみませんラン様、メイジとリーダーが混ざっています。桜狐さんも注意してくださいッ」
「了解。皆聞いたな? 各自フォーメーションを乱さないようにしつつ、各個撃破ッ。俺がメイジとリーダーを片付ける。ヒカリ、ついてきてくれ」
「かしこまりました。いきますっ」
前衛三人が、相手オークの前衛とうまく接触したことを確認した俺は、ヒカリを連れて後衛を潰しに向かう。
「こっちは任せて。数分で終わらせるよっ」
「「カクのチガイをみせてやる~」」
「腕がなるのじゃっ」
頼もしい返答を後ろに聞きながら、見えてきたオークメイジとリーダーに視線を向ける。
と同時にガトリングを構えると、狙いをつけて撃ち放つ。
「ガァッ!?」「ガガッ!?」「グガァッ!!」
こちらの攻撃に反応し、メイジとリーダーを守るように動いた三体のオークがガトリングに貫かれて消えていく。
「懐かしの……クロススラッシュッ!!」
ガトリングでこじ開けたスペースから突っ込み、まずはメイジに向けてクロススラッシュを放つ。
同時に、俺の死角をヒカリがカバーしてくれていることを感覚でとらえ、ヒカリの動きの邪魔にならないようにこちらも動く。
互いに死角を補い合い、残ったメイジとリーダーと取り巻きを倒していく。
「これで……終わりだッ」
「グ……グガァ」
最後に残したリーダーへを倒すと、後ろにおいてきた桜狐達がこちらに追い付いてきたところだった。
「戦闘お疲れさま。そっちはどうだった?」
「すごくやり易くて楽しかった。こんな狩りは久しぶり!」
俺の質問に、桜狐が興奮気味に答える。
「桜狐ちゃんぐっじょぶ」
「なんくるないさぁ」
「万事問題なしじゃの。オークたちがむしろ可哀想なくらいじゃったわ」
あちらに残した四人も、特に問題なくオークと戦えたようでひと安心。
「……さてと、そろそろ帰るか。飯食ったら宿で休もう」
俺は皆にそう提案する。
「賛成! まずは戦利品を売りましょう。今日の夕飯は豪勢にできるわ!!」
「かしこまり~」
「レッツばっくほ~む」
「了解したのじゃ」
「それではラン様。参りましょう」
俺は各々の返答に大きく頷き、皆でハジメの街へと帰還した。
「申し訳ありません。群れがいたので、ちょうど良いと思い釣ってきたのです」
オークの生息地へと向かう途中、先程のゴブリンの数についてヒカリに聞くと、そのように返ってきた。
「ふむ、群れ……か。リセットされたばかりだから、モンスターの数が豊富なのかもしれないな。一応注意していこうか」
ゴブリンやオーク程度に、このメンバーで遅れを取るとは思わないが、念には念をである。
「それじゃあヒカリ、今度は最初からゴブリンと同じくらい……そうだな、15~20匹ほどを釣ってきてくれ」
「かしこまりました。暫しお待ちください」
ある程度森の奥へ進み、ひらけたところでヒカリに指示を出す。
「基本フォーメーションはさっきと同じでいくぞ。その上で桜狐は少し下がり気味で。クーとキッカの三人で敵に対処してくれ。ハクは今回はバインド無しで頼む。攻撃魔法をメインにして、前衛三人のサポートをしてくれ」
「了解だよっ。お兄ちゃん」
「あいあい~」
「かしこまり~」
「了解したのじゃ」
四人が元気よく返事をしたのを確認すると、俺たちはヒカリの帰りをしばらく待った。
………………
…………
……
「釣ってきました。総数は18。すみませんラン様、メイジとリーダーが混ざっています。桜狐さんも注意してくださいッ」
「了解。皆聞いたな? 各自フォーメーションを乱さないようにしつつ、各個撃破ッ。俺がメイジとリーダーを片付ける。ヒカリ、ついてきてくれ」
「かしこまりました。いきますっ」
前衛三人が、相手オークの前衛とうまく接触したことを確認した俺は、ヒカリを連れて後衛を潰しに向かう。
「こっちは任せて。数分で終わらせるよっ」
「「カクのチガイをみせてやる~」」
「腕がなるのじゃっ」
頼もしい返答を後ろに聞きながら、見えてきたオークメイジとリーダーに視線を向ける。
と同時にガトリングを構えると、狙いをつけて撃ち放つ。
「ガァッ!?」「ガガッ!?」「グガァッ!!」
こちらの攻撃に反応し、メイジとリーダーを守るように動いた三体のオークがガトリングに貫かれて消えていく。
「懐かしの……クロススラッシュッ!!」
ガトリングでこじ開けたスペースから突っ込み、まずはメイジに向けてクロススラッシュを放つ。
同時に、俺の死角をヒカリがカバーしてくれていることを感覚でとらえ、ヒカリの動きの邪魔にならないようにこちらも動く。
互いに死角を補い合い、残ったメイジとリーダーと取り巻きを倒していく。
「これで……終わりだッ」
「グ……グガァ」
最後に残したリーダーへを倒すと、後ろにおいてきた桜狐達がこちらに追い付いてきたところだった。
「戦闘お疲れさま。そっちはどうだった?」
「すごくやり易くて楽しかった。こんな狩りは久しぶり!」
俺の質問に、桜狐が興奮気味に答える。
「桜狐ちゃんぐっじょぶ」
「なんくるないさぁ」
「万事問題なしじゃの。オークたちがむしろ可哀想なくらいじゃったわ」
あちらに残した四人も、特に問題なくオークと戦えたようでひと安心。
「……さてと、そろそろ帰るか。飯食ったら宿で休もう」
俺は皆にそう提案する。
「賛成! まずは戦利品を売りましょう。今日の夕飯は豪勢にできるわ!!」
「かしこまり~」
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「それではラン様。参りましょう」
俺は各々の返答に大きく頷き、皆でハジメの街へと帰還した。
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