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夢の4人プレイ

「ふぃ……気持ちよかったぁ。やっぱ風呂は最高だな」

 あれからしっかりと風呂を楽しんだ俺は、結局2~30分は湯船に浸かっていた。
今は風呂から上がって着替え、部屋に戻ってきてふとんの上で寝転んでいる。
三人も風呂らしく、戻ってきた時には誰もいなかった。

「ふわぁ……ふぅ。なんだか眠いぜ……このまま横になってたら、寝ちまいそうだ……ふわぁ」

 風呂が気持ちよかったせいか、なぜかとても眠い。
女は長風呂だっていうし、まだしばらくは帰ってこないだろう。
このまま眠気に任せてしまうかな…………

「……ってことで、おやすみなさ~い……ふわぁ」

 俺は眠気に身をゆだねた。

・・・
・・


「……さま、…んさま? おき……だ…い、ラン様っ!」

 ん? 誰かの声が聞こえる。
この声は……ヒカリか? どうかしたのだろうか?

「んぅ……ヒカリか? どうかしたかい?」

 俺は眠気眼をこすり、起き上がる。
ふわぁとあくびを一つして目を開けると、三人が戻ってきていた。

「ラン様、起きましたか?」

「あぁ……ヒカリ。起きたよ……」

「ラン様? まだまだ夜は始まったばかりなのですよ? こんな可愛い子を三人もはべらせて、何もせずに寝るなんて……。ラン様は放置プレイがお好きなのですか?」

「そうだよラン君。かまってかまって~」

「四人で一緒ににゃんにゃんしようよぉっ」

「にゃん……にゃん? それってイコール、あれだよね?」

 にゃんにゃんという言葉から想像できるのは、あれである。
が、しかし……俺にできるのだろうか?
三人同時に相手なんて、いきなりハードルが高すぎないか?

「ご想像のとおりだと思われますよ?」

「「やろうよっ、ラン君っ!」」

「クー、キッカ? 本当に俺でいいのか? 俺は経験豊富じゃないし、君たちを傷つけるかもしれないぞ……?」

「「大丈夫ですよ」」

「そんな言葉をかけてくれる人が」

「意味もなく私たちを傷つけたりしませんよ」

「その通りです。ラン様が私たちを傷つけることなどあるはずがありませんっ!」

「だからね? ラン君……」

「にゃんにゃん、しよっ?」

「よろしくお願いします、ラン様……」

 三人は俺に対して三つ指をついて頭を下げる。
ここまでされて何もしないというのは、男としてありえないだろう。
うまくできるかわからないが、それは俺が努力すればいいだけの話だ。

「わかった。うまくできるかわからないけど、こちらこそよろしくお願いするよ……」

 俺も三人向けて頭を下げた。
どうやら長い夜になりそうだ…………

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