インテンの美味いもん食い道楽

inten

2017年10月30日 LAWSON限定 金色不如帰(こんじきほととぎす)濃厚貝だし醤油そば

インテンの美味いもん食い道楽

2017年10月30日
LAWSON限定 金色不如帰こんじきほととぎす濃厚貝だし醤油そば

 今回紹介するのは、LAWSON限定販売のカップ麺、金色不如帰濃厚貝だし醤油そば(216円)である。
 金色不如帰とは、ラーメンWalker2016全国総合ランキング部門1位の店であり、嫌が応にも期待が高まる。
 では早速、味などについて書いていこう。
 まず最初、お湯を注ぐためにふたを開けた時点で、芳醇な香りが楽しめる。
 そしてお湯を注いで三分後。
 仕上げの小袋を入れたその匂いは、アサリの醤油バターに似ていると感じた。
 実際裏面を確認してみると、この濃厚貝だしの貝とは、アサリの事だった。
 この期待値のまま、スープを一口。
 とても優しく、しかし重く。
 濃厚な貝だしと醤油と油。
 高級なアサリのすまし汁(潮汁)に、バター系の油を加えたイメージ。
 これを例えるなら、大きなアサリの醤油バターの旨味だけを集めてスープにしたと言えば伝わるだろうか?
 これはもう、完全に和食であると言えるかもしれない。
 ラーメンといえば日本の国民食であるが、やはりイメージとしては中華だった。
 しかしこのスープだけで、そのイメージを覆す。
 さらに高まった期待を胸に、極細ストレート麺を一啜り。
 「はふぅ……」と思わず声が漏れた。
 ストレート麺ゆえに、麺がスープの旨味すべてをその身に纏っている。
 麺を噛むというより、スープを噛むイメージ。
 これはもう本当に、極上の逸品であった。
 この値段、この手軽さ。
 やはりカップ麺はすでに、コスパの面(費用対効果……つまりは手間とお金に対する味などの満足度)で店を越えたと言えるかもしれない。
 是非とも試してみてほしい。



 

「インテンの美味いもん食い道楽」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「エッセイ」の人気作品

コメント

コメントを書く