インテンの美味いもん食い道楽
2015年11月29日 魚屋路 大間のマグロ
インテンの美味いもん食い道楽
2015年11月29日
魚屋路 大間のマグロ
寿司といえば、昔は父の弟が寿司屋だったので、父の実家で食べるものだった。
やはり回転寿司はそこそこでしかないし、ちゃんとした店で食べようと思ったら、数万はかかるからだ。
その私と家族の認識を覆したのが、すかいらーく系列の魚屋路だ。
回転寿司でありながら、高いものは600円くらいはする。
当然高いものは美味しい傾向にあり、今日食べた大間のマグロは一貫で赤身も中トロも大トロもかなりの値段である。
一皿に普通は2貫なのだが、高いもの(大間のマグロやボタン海老や生マグロ大トロなど)には、一貫だけのものがある。
その他には5貫盛りや3貫盛りなどもあり、他の100円の回転寿司とは違い、しっかりと寿司を食べられる店である。
さてと、それでは今日の本題に入ろうか。
ズバリ、大間のマグロと普段からある生マグロの中トロの食べ比べだ。
……結論から言おう。
天と地の差があった……。
今回失敗だったのは、生マグロ中トロを食べた後に大間の中トロを食べなかったことである。
魚屋路には二ヶ月に一度くらい行くのだが、普段は生マグロの中トロで十分満足できるのである。
更に言えば、今日出てきた生マグロの中トロは、普段から比べてもとても良いものだった。
実際、大間の中トロよりも先に食べていれば、感動すらできたかもしれないレベルである。
……しかし、しかしである。
私は先に大間の中トロを食べてしまったのだ。
それにより、とても美味しいはずの生マグロ中トロは、ガッカリな感覚をもたらしてしまった。
……また話がそれてしまった。
話を大間のマグロに戻そう。
マグロと言えば、日本人は大間と答えるであろうくらい、大間のマグロは有名だと思う。
冬になると、テレビ東京などで特番が組まれるし、知らない人はいないだろう……。
そんな大間のマグロを簡単に食べられるのが、今の季節の魚屋路なのである。
今日食べたのは大間のマグロの中トロ2貫(二皿)と、大トロ1貫(一皿)である。
まずは中トロの話からしよう。
マグロでどの部位が好きかと聞かれれば、大抵の人は中トロと答えるだろう。
赤身と大トロの間であり、程よい脂と赤身の旨さ。
まさしく良いとこ取りである。
そんな中トロであるが、大間のマグロだと、実はそれほど脂がない。
見た目は普段目にする赤身に近く、初めて見た人などは、赤身を出されたのかと疑う人もいるかもしれない。
しかし侮ってはいけない。
大間のマグロの中トロは、先程書いた通り、まさしく大トロと赤身の良いとこ取りなのである。
まず口に入れて最初に感じるのは、赤身の旨味……つまりはマグロの味だ。
口に一気に広がっていき、マグロを食べていると言う実感をくれる。
そしてその後に来る脂の旨さと甘さ。
先程の赤身の旨さの後ろから、少しずつほのかに広がるこの旨さと甘さは、後味にさえ感動をあたえてくれる。
この後味のよさもあり、少食の女性であっても、いくらでも食べられる感覚を覚えるだろう。
事実私は、子供の頃にマグロの中トロだけでお腹一杯になりたいと父にたのみ、20貫ほど食べたことがあるのだが、まったく飽きることがなかった。
それくらい、この美味しさは抜群なのだ。
さてと、話を次に進めよう。
大間のマグロの大トロである。
こちらも一皿1貫であり、値段もけっこうする。
しかし、私はあえて言おう。
これは全人類が食べてみるべきだと。
一部の人たちは、大トロと聞くと、尻込みするかもしれない。
それは値段であったり、脂の多さであったりすると思うのだが、そんな事は一度忘れてほしい。
何故なら、食べてみればわかるからだ。
騙されたと思って、まずは食べてみてほしい。
その時あなたは、幸せを知るだろう。
そう、美味しさや旨さや甘さではなく、幸せである。
食べた瞬間から、口の中が喜ぶのだ。
噛む必要はほとんどない。
ただ口に入れて、味わえば良い。
口の中で脂が溶けていき、幸せだけが残るだろう。
噛む必要があるのはシャリだけであり、そのシャリが身の脂で包まれて、飲み込むのがもったいなくなる。
食べた後しばらくは、顔がにやけてしまうこと間違いない。
そして家で思い出したとき、唾液が出てきて、思いだし幸せに浸れるだろう。
それほどまでに、別格なのだ。
……先程私は、生マグロの中トロと大間のマグロの中トロを食べ比べたと書いたが、大トロは食べ比べなかった。
理由は簡単だ。
する気になれなかったのである。
食べる前から勝負は決まっていた。
この大トロに勝るものはないのである。
さてと、今日は魚屋路の大間のマグロを題材にさせてもらった。
もし近くに魚屋路がある人は、是非とも食べてみてほしい。
食べたら確実に幸せに浸れるだろうから……。
2015年11月29日
魚屋路 大間のマグロ
寿司といえば、昔は父の弟が寿司屋だったので、父の実家で食べるものだった。
やはり回転寿司はそこそこでしかないし、ちゃんとした店で食べようと思ったら、数万はかかるからだ。
その私と家族の認識を覆したのが、すかいらーく系列の魚屋路だ。
回転寿司でありながら、高いものは600円くらいはする。
当然高いものは美味しい傾向にあり、今日食べた大間のマグロは一貫で赤身も中トロも大トロもかなりの値段である。
一皿に普通は2貫なのだが、高いもの(大間のマグロやボタン海老や生マグロ大トロなど)には、一貫だけのものがある。
その他には5貫盛りや3貫盛りなどもあり、他の100円の回転寿司とは違い、しっかりと寿司を食べられる店である。
さてと、それでは今日の本題に入ろうか。
ズバリ、大間のマグロと普段からある生マグロの中トロの食べ比べだ。
……結論から言おう。
天と地の差があった……。
今回失敗だったのは、生マグロ中トロを食べた後に大間の中トロを食べなかったことである。
魚屋路には二ヶ月に一度くらい行くのだが、普段は生マグロの中トロで十分満足できるのである。
更に言えば、今日出てきた生マグロの中トロは、普段から比べてもとても良いものだった。
実際、大間の中トロよりも先に食べていれば、感動すらできたかもしれないレベルである。
……しかし、しかしである。
私は先に大間の中トロを食べてしまったのだ。
それにより、とても美味しいはずの生マグロ中トロは、ガッカリな感覚をもたらしてしまった。
……また話がそれてしまった。
話を大間のマグロに戻そう。
マグロと言えば、日本人は大間と答えるであろうくらい、大間のマグロは有名だと思う。
冬になると、テレビ東京などで特番が組まれるし、知らない人はいないだろう……。
そんな大間のマグロを簡単に食べられるのが、今の季節の魚屋路なのである。
今日食べたのは大間のマグロの中トロ2貫(二皿)と、大トロ1貫(一皿)である。
まずは中トロの話からしよう。
マグロでどの部位が好きかと聞かれれば、大抵の人は中トロと答えるだろう。
赤身と大トロの間であり、程よい脂と赤身の旨さ。
まさしく良いとこ取りである。
そんな中トロであるが、大間のマグロだと、実はそれほど脂がない。
見た目は普段目にする赤身に近く、初めて見た人などは、赤身を出されたのかと疑う人もいるかもしれない。
しかし侮ってはいけない。
大間のマグロの中トロは、先程書いた通り、まさしく大トロと赤身の良いとこ取りなのである。
まず口に入れて最初に感じるのは、赤身の旨味……つまりはマグロの味だ。
口に一気に広がっていき、マグロを食べていると言う実感をくれる。
そしてその後に来る脂の旨さと甘さ。
先程の赤身の旨さの後ろから、少しずつほのかに広がるこの旨さと甘さは、後味にさえ感動をあたえてくれる。
この後味のよさもあり、少食の女性であっても、いくらでも食べられる感覚を覚えるだろう。
事実私は、子供の頃にマグロの中トロだけでお腹一杯になりたいと父にたのみ、20貫ほど食べたことがあるのだが、まったく飽きることがなかった。
それくらい、この美味しさは抜群なのだ。
さてと、話を次に進めよう。
大間のマグロの大トロである。
こちらも一皿1貫であり、値段もけっこうする。
しかし、私はあえて言おう。
これは全人類が食べてみるべきだと。
一部の人たちは、大トロと聞くと、尻込みするかもしれない。
それは値段であったり、脂の多さであったりすると思うのだが、そんな事は一度忘れてほしい。
何故なら、食べてみればわかるからだ。
騙されたと思って、まずは食べてみてほしい。
その時あなたは、幸せを知るだろう。
そう、美味しさや旨さや甘さではなく、幸せである。
食べた瞬間から、口の中が喜ぶのだ。
噛む必要はほとんどない。
ただ口に入れて、味わえば良い。
口の中で脂が溶けていき、幸せだけが残るだろう。
噛む必要があるのはシャリだけであり、そのシャリが身の脂で包まれて、飲み込むのがもったいなくなる。
食べた後しばらくは、顔がにやけてしまうこと間違いない。
そして家で思い出したとき、唾液が出てきて、思いだし幸せに浸れるだろう。
それほどまでに、別格なのだ。
……先程私は、生マグロの中トロと大間のマグロの中トロを食べ比べたと書いたが、大トロは食べ比べなかった。
理由は簡単だ。
する気になれなかったのである。
食べる前から勝負は決まっていた。
この大トロに勝るものはないのである。
さてと、今日は魚屋路の大間のマグロを題材にさせてもらった。
もし近くに魚屋路がある人は、是非とも食べてみてほしい。
食べたら確実に幸せに浸れるだろうから……。
コメント
たかし
大間のマグロ
食べてみたい…