異世界転移した少女の自由奔放な物語

ててて

6魔力測定


「さて、ギルドの所属手続きをしに行かんとな」

「じゃあ、後は任せて私は寮に戻るとするよ。まだ仕事もあるしね。リア、いいかいこいつらに変なことをされたら他のやつに頼るんだよ。わかったね?」

「「別に何もしねぇよ!!」」

「えっ…と、はい。メアリーさん、ありがとうございます。終わったら手伝いに行きますね。」

「あぁ、今日はいいよ。今日はいろいろと慣れるのに大変だろうからまた今度頼むね。じゃあ、頑張なさいよ」

そうしてメアリーさんは寮に帰っていった

「リア、こっちに来てみ」

ギルドマスターさんについて行くとさっきの酒場に来た。そこにある受付っぽいところで話をする。

「この子の所属手続きを頼めるか?」

「はーい!かしこまりました!」

受付の女の人が元気よく返事をする。
その間、ディルクと私は先程会ったフランクさん達に囲まれていた。

「おい!ディルク!!この子どこで知り合っ「リアです」リアちゃんとどこで知り合ったんだよ!」

「リアちゃんて言うの?俺、アレックスよろしくね!」
「リアちゃん、俺とも仲良くなって!!」
「一緒にチーム組もうよ!!」
「僕と一緒なら守ってあげるよ!!」

どっと人に囲まれてしまった。
これほどまでに男に囲まれると流石にむさ苦しい。私はそっとディルクの後に隠れた。

「おい、お前らやめろよ!怖がってんだろ!」

ディルクが止めてくれる

「リア、大丈夫か?」

「う、うん。ちょっとびっくりしただけ」

「おい!お前ら何してんだ!ほら、リアこっちに来い」

ギルドマスターさんに見つかりフランクさん達は散り散りに逃げていった。

「先に魔力測定をするからな。この陣の中に入って、この本を持ってくれ」

言われる通りにしてみた。しばらくすると陣が光り出す。それと同時に本が勝手にパラパラとめくれた。あるページに来ると本に文字が浮かび上がる。

『ステータス』---------------------------

名前:リア
年齢:17

ランク:A
体力 :118590/119000
魔力 : 86000/86000
属性 :全属性

称号 女神の祝福

------------------------------------------

本に文字が刻まれると陣の光は止んだ。

(なにこれ?)

ギルドマスターさんに本を渡す。
ギルドマスターさんは本を見てから目を擦り始めた。

「あれ?とうとう俺もジジイになったか?」

「結構前からそうじゃねぇか」

すかさずディルクの言い返しに反応してディルクをK.Oする

「おい、フランク!お前ちょっとこれ見てみろ」 

せっかく逃げたのにまた呼び寄せられるフランクさん。

「えっあぁ、わかりました。っっってなんすかこの馬鹿げた数字…え、これリアちゃんのステータスですよね!?初っ端からランクがA!?てか、属性…」

フランクさんの混乱の叫びを聞き、さっとディルクが起き上がり本を見る。

「なんだこれ…普通の女の子?の平均値どころか男の平均値も軽く超えてる…ていうか、俺とそんなに変わんなくね?!」

(なんかヤバイのかな…)

ほかの人たちも本を回して驚いている。
さすがに男の人にそんな反応をされると不安になる。

「あ、別にリアが悪いってわけじゃないから!少し、いやちょっと、んーだいぶ想像してた数値よりかけ離れすぎて驚いてるだけなんだ…」

「え、そうなの…?」

残念なことに本に映し出された文字はこちらの言語で読むことができない。だけど、この反応だとちょっと高いのかな?


「にしても、俺の見間違いじゃないならこの数値は凄いな…異世界から来たからか…?」

ギルドマスターさんはいろいろ考え始めた。
そして、私をパッと見る。私の顔を見て目を見開きまた本を開いた。

「どうしたんだ?なんか見つけたか?」

「…わかった。この数値の理由。」

「え!?なんなんだ?」

ディルクだけなくギルド内の人達が聞き入る。

「この称号…女神の祝福。そしてリアの左耳のピアス、それはラブラドライトっていう自由の女神を象徴した宝石だ。それを耳に付けてるってことは女神の祝福つまり加護を受けてる印なんだよ。だから、人並外れた力を持ってんだ。」

ギルドマスターさんの話を聞きほかの人たちは納得したり混乱したりしてる。

(まぁ、つまりこの世界に私を飛ばした女神様が私に力をくれたってことかな)

めんどくさいので納得しましょう。

「なるほどな、それなら納得出来る。」

ディルクも理解したようだ。

「………よし!じゃ、手続きは出来たし力もわかったし、行くか!」

ギルドマスターさんが私の手を引っ張る。

「???えっとどこへでしょう?」

「修行だ」

ざわっ

その瞬間、ギルドはざわざわし始めた。

「おい!ちょっ『テレポート』」

そして、ディルクが何かを言いかけた時にギルドマスターさんの魔法が発動した。








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