何もない俺が異世界転移

響夜

1.俺はどこにでもいる普通の人間

日本のとある町、とある高校。どこにでもあるような普通の町で育ち、どこにでも
あるような高校で学び、今日も今日とて生きている。
そんな俺【清水雄一しみずゆういち】は、学力も普通、容姿も普通の人
とにかく【普通】なのだ...
何かが得意というわけでもなく、勉強も頑張ってきたが身に付かず、
仲のいい友達も多くはない。
もちろん元から何もしなかったわけではない、スポーツから習い事、
いろんなことをしてみたがどれも長続きはしなかった。
「俺さ、別にいなくてもよくね?」とふと口に出してしまった。
まあ、今さらこんなことを話してもどうこうなるわけではないので
もうやめにしよう。
俺は今帰宅途中であり、現在の場所は家の近くの河川敷だ。時刻は夕方であり、
景色もいい(実は俺の好きな場所でもある)。
「きれいだな・・、俺もこんな夕焼けが似合う男だったらな…」なんて、
夕焼けをじっと見ながら黄昏れる。
その時、見ていた夕焼けが少し歪んだように見えた。
「あれ、何か歪んで...」と喋り終える前に俺の意識は無くなった。



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