世界の果てまでもあなたを追いかける

お歌詞屋さん

38話〜タイムリミット〜

 読んでくださりありがとうございます。では続きをどうぞ。




 浜辺で夕方になるまで遊んだあと、裕翔たちは香苗の親戚の家に向かった。道中は車で向かい山の中に家があるため道は荒れていた。

 「ちょっと、もっと詰めて。」

 メイリーが裕翔に言う?

 「ちょ、メイリーさん。胸が当たってる。」

 香苗がメイリーの胸に潰されながら苦しそうに言う。

 「か、香苗ちゃん。動かないで。」

 早苗が身体を縮めながら言う。

 「はぁ…」

 裕翔はため息を吐く。
 裕翔、メイリー、香苗、早苗は二人用のシートに四人で乗っていた。何故こうなったかと言うと元々、車は4人乗りで智と来実そして裕翔と早苗で旅行に行く予定だったので席は足りていたが旅行日前日にメイリーを引き取ることが決まり連れて行くことになった。
 最初はギリギリ3人で座れたが香苗の帰りのバスがなくなってしまい、やむ終えなく4人で乗ることになった。

 「もうすぐ着くからそれまで我慢してて。」

 険しい山道で車体が大きく揺れる。そしてやっとの思いで知り合いの棲む館にたどり着いた。

 勢いよく後方のドアが開けられ、片側からは裕翔とメイリー。もう片方からは早苗と香苗が出てきた。

 館からは二つの人影が現れる。

 「よく来たね。いらっしゃい。」

 そう言ったのは髭を無作法に生やし、縁の細いメガネを掛けた中年男だった。

 続いて口を開いたのは隣にいるキャリヤウーマン風の肌が焼けた髪の長い女性だった。

 「さぁさぁ、お入り。お茶が入ってるよ。」

 智と来海は彼らと握手をし、話を始める。
 
 裕翔はトランクに入った荷物を取り出しさっさと中に入る。

 (大きな館だな〜)

 早苗がそう思いながらずっと口が開いたまま上を向いていると香苗が後ろから押してきた。

 「さぁ!早く入りましょう!」

 満点の笑顔で言う彼女に相づちをして笑顔で返す。その時の2人は側から見ると天使に見えるほどだ。

 (早苗様とお泊り…早苗様とお風呂…もう楽しみなイベントがたくさんありすぎて笑みが溢れちゃう。)

 そんな香苗の思いは今夜、叶うことはないだろう。真実を知ることなるのだから。




 はぁ〜眠いような眠くないような。とりあえずコメント、評価、フォローよろしくお願いします。

 
 

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