階層ボスだけど暇なんで冒険してもいいですか?
6戦闘です
ゴブリンロードは、レヴィの方を見た。
フレア「レヴィ下がって!」
とフレアが慌てたように叫んだ。
その瞬間。ゴブリンロードは盾と斧を出現させ、レヴィに向かって突っ込んできた。
そして、その斧がレヴィに振り下ろされた。
だが、レヴィに斧が当たることはなかった。
斧が振り下ろされる瞬間フレアがレヴィを押してかばったのだ。
クロ「…おい」
とぞっとするほどの声をクロが発して抑えていた魔力を解き放った。その瞬間ゴブリンロードは後ろに大きくジャンプした。そして、こちらを睨んだ。
レヴィ「…フレア?」
と心配そうにレヴィが言った。
フレア「…わ、私は大丈夫よ」
そう言うフレアは少し弱々しく背中から流れている血にどうしても目がいく。
レヴィが魔法で水を出し、その水をフレアの背中にかけた。すると、フレアの背中の傷がスゥッと消えていった。
レヴィ「フレアは寝てて」
フレア「私も闘うわ」
レヴィ「…だめ」
とだけ言うとテクテクとクロのところに歩いて行った。
レヴィ「クロ。私がやる」
そう言ってゴブリンロードに歩いていく。
するとゴブリンロードは吠えるとレヴィ目掛けてジャンプして斧を振り下ろした。
その瞬間。水がレヴィの前に出てきて、その斧を受け止めた。しかしそれだけでは終わらず、水の龍が出現し、ゴブリンロードにどくろを巻いて拘束した。
そして、レヴィの足元から炎を纏った狼が何体も出現した。その狼が動けなくなっているゴブリンロードに向かっていき噛み付くと大爆発を起こした。かなりの熱い風がクロのいるところまできた。
ゴブリンロードは焼けて後ろに倒れていた。
そのゴブリンロードをレヴィが一瞥するとクロの方に向き直り、
レヴィ「…やりすぎた」
と言った後にクロとフレアのところまで歩いていった。
レヴィ「フレア大丈夫?」
と心配そうにフレアをレヴィが見つめた。
フレア「えぇ。平気よ!レヴィのおかげね。ありがと」
と笑顔で返した。
そのまま街に帰ると街では、大騒ぎになっていた。状況がわからずにいると、
突然背後から抱きしめられ、甘い匂いがした。
「今までどこをほつき歩いていた?」
と妖艶な声が耳元で聞こえた。
フレア「エルザさん!?」
とフレアが名前を呼び驚いているとレヴィが負けじと正面からクロに抱きついてきた。
なんだかよくわからない状況になってきた。
フレアの視線が鋭くなっていることに気づき、クロはきわめて冷静を装いながら話を変えることにした。
クロ「何かあったのか?」
とクロが聞くと、エルザはさぞ面白くなさそうな顔になると
エルザ「…ゴブリンロードを倒したのだ」
それにフレアが反応し、
フレア「一人で、ですか?」
エルザ「あぁ。群れるのは嫌いだからな」
と言うと、クロの耳に唇を近づけると
エルザ「だが、貴様とならパーティーを組んでもいいぞ」
と言った。それを正面から抱きしめながら見ていたレヴィが
レヴィ「んん!」
と言って胸をぽこぽこ殴ってきた。驚くほどに痛くなかった。
エルザがそっとクロから離れると
エルザ「で?貴様らはどこをほつき歩いていたんだ?」
その問いに対して、先程までのことを話した。
それを聞き終わるとエルザは、クロに抱きついてるレヴィを見ると
エルザ「ほぉ。お主が倒したのか」
と言われ、レヴィは、エルザの胸に対抗するかのように胸を前に出した。だが、圧倒的な戦力差だ。
エルザ「…そう言えば明日はボス戦だ。貴様らも来るか?」
それにクロは目を輝かせながら
クロ「あぁ!行く!」
と言った。その様子を見ていたエルザは、少し微笑んだように見えた。
エルザ「…ふん。愛い奴め」
クロ「なんだ?」
と聞き返すと
エルザ「なんでもない。それより、今日は休め」
とだけ言ってその場を去っていた。
そして、宿に到着し、ベッドに寝転ぶと。クロは静かに目を閉じた。
フレア「レヴィ下がって!」
とフレアが慌てたように叫んだ。
その瞬間。ゴブリンロードは盾と斧を出現させ、レヴィに向かって突っ込んできた。
そして、その斧がレヴィに振り下ろされた。
だが、レヴィに斧が当たることはなかった。
斧が振り下ろされる瞬間フレアがレヴィを押してかばったのだ。
クロ「…おい」
とぞっとするほどの声をクロが発して抑えていた魔力を解き放った。その瞬間ゴブリンロードは後ろに大きくジャンプした。そして、こちらを睨んだ。
レヴィ「…フレア?」
と心配そうにレヴィが言った。
フレア「…わ、私は大丈夫よ」
そう言うフレアは少し弱々しく背中から流れている血にどうしても目がいく。
レヴィが魔法で水を出し、その水をフレアの背中にかけた。すると、フレアの背中の傷がスゥッと消えていった。
レヴィ「フレアは寝てて」
フレア「私も闘うわ」
レヴィ「…だめ」
とだけ言うとテクテクとクロのところに歩いて行った。
レヴィ「クロ。私がやる」
そう言ってゴブリンロードに歩いていく。
するとゴブリンロードは吠えるとレヴィ目掛けてジャンプして斧を振り下ろした。
その瞬間。水がレヴィの前に出てきて、その斧を受け止めた。しかしそれだけでは終わらず、水の龍が出現し、ゴブリンロードにどくろを巻いて拘束した。
そして、レヴィの足元から炎を纏った狼が何体も出現した。その狼が動けなくなっているゴブリンロードに向かっていき噛み付くと大爆発を起こした。かなりの熱い風がクロのいるところまできた。
ゴブリンロードは焼けて後ろに倒れていた。
そのゴブリンロードをレヴィが一瞥するとクロの方に向き直り、
レヴィ「…やりすぎた」
と言った後にクロとフレアのところまで歩いていった。
レヴィ「フレア大丈夫?」
と心配そうにフレアをレヴィが見つめた。
フレア「えぇ。平気よ!レヴィのおかげね。ありがと」
と笑顔で返した。
そのまま街に帰ると街では、大騒ぎになっていた。状況がわからずにいると、
突然背後から抱きしめられ、甘い匂いがした。
「今までどこをほつき歩いていた?」
と妖艶な声が耳元で聞こえた。
フレア「エルザさん!?」
とフレアが名前を呼び驚いているとレヴィが負けじと正面からクロに抱きついてきた。
なんだかよくわからない状況になってきた。
フレアの視線が鋭くなっていることに気づき、クロはきわめて冷静を装いながら話を変えることにした。
クロ「何かあったのか?」
とクロが聞くと、エルザはさぞ面白くなさそうな顔になると
エルザ「…ゴブリンロードを倒したのだ」
それにフレアが反応し、
フレア「一人で、ですか?」
エルザ「あぁ。群れるのは嫌いだからな」
と言うと、クロの耳に唇を近づけると
エルザ「だが、貴様とならパーティーを組んでもいいぞ」
と言った。それを正面から抱きしめながら見ていたレヴィが
レヴィ「んん!」
と言って胸をぽこぽこ殴ってきた。驚くほどに痛くなかった。
エルザがそっとクロから離れると
エルザ「で?貴様らはどこをほつき歩いていたんだ?」
その問いに対して、先程までのことを話した。
それを聞き終わるとエルザは、クロに抱きついてるレヴィを見ると
エルザ「ほぉ。お主が倒したのか」
と言われ、レヴィは、エルザの胸に対抗するかのように胸を前に出した。だが、圧倒的な戦力差だ。
エルザ「…そう言えば明日はボス戦だ。貴様らも来るか?」
それにクロは目を輝かせながら
クロ「あぁ!行く!」
と言った。その様子を見ていたエルザは、少し微笑んだように見えた。
エルザ「…ふん。愛い奴め」
クロ「なんだ?」
と聞き返すと
エルザ「なんでもない。それより、今日は休め」
とだけ言ってその場を去っていた。
そして、宿に到着し、ベッドに寝転ぶと。クロは静かに目を閉じた。
「冒険」の人気作品
書籍化作品
-
-
107
-
-
2288
-
-
11128
-
-
27028
-
-
22804
-
-
112
-
-
147
-
-
58
-
-
20
コメント
つくつく
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
2064
視点が新しくて面白かったです。更新楽しみにしてます!