僕の手に入れた剣は神剣だったんで謎の世界で無双!!

ノベルバユーザー205094

第7話

様子がおかしいから問い詰めた。
「やはり、図星なのだな?」
相手は両手を前に出し全力で左右に振り否定した。その否定の仕方はうんと言っているようなものだ。魔銃は、呆れたのか急に喋りだした。
「もうよい。つくづく思うがお前嘘下手すぎだろ?俺の名前は、KSU-0...」
彼女はそれを否定するようにさえぎり彼の声を掻き消すくらいの大音量で叫んだ。
「彼の名前は、飛鳥だよ!!んでもって、私が夜空海っていうの宜しくね!!」
若干引いたあとに考えたが嘘が下手とか以前に悪魔と契約を結んだ事を普通は、隠すのでは?つまり、この娘はアホの娘なのか?これは、確定だな......うん。夜空が尋ねた。
「私達の自己紹介はしたから次は君の番だよ。」
「おっ、そうだな。俺の名前は、灯火光っていうんだ宜しくな。剣の名前もした方が
いいのか?」
夜空が首を左右にブンブン振ったあとに返した。
「勝手に自己紹介されるのは、余り良い気分しないと思うから後からでいいよ。」
俺の勝手に知能ランキングが普通になった。取り敢えず、夜空と一緒に鞘職人の所に帰った守が目をまんまるにして夜空の方に近付きお礼の言葉を並べた。
「ありがとうね、お姉さん!!それと、光も!!」
なるほど。俺は、あくまでオマケなんだな。なんか悔しいが実際になにもしていないのだからしょうがない。
気付けば日が少し傾き暑くなっていた。
それは、もう立派な鞘が出来ていた。お任せにしてしまっていたが俺好みの鞘が出来ていることに感激を覚えた。鞘職人さんは、基本無口らしく他人とはあまり関わらないらしい。家が少し遠いっていのも1つの原因かも知れない。鞘の色は黄色がベースで所々に暗い赤と明るい赤がある。取り敢えず凄い!!俺は、洋風の騎士や剣士より和風の侍が好きなのだ。丈夫で分厚い紐を腰に巻き侍っぽくした。紐は、特殊な素材を使っているらしく秘密と町長が言っている。俺は改めて鞘職人さんは無口何だなと思った。雷夏を返してもらい早速木に塗装されている鞘に雷夏をおさめた。カチンッ!!という音がした。その音を聞いて凄く喜んだ。そして、俺は守に言われて気付いた。
「光......子供みたいな喜び方するね。」
周りの視線をみまわしたら鞘職人さん以外の人が痛い視線でこっちをみている。それに気付いた俺は、恥ずかしくなって黙り込んでしまった.........
空気が悪くなったのに気付いたのか夜空は、フォローしてくれた。
「子供っぽくて...えぇっと、私はそうゆうの好きですよ。私可愛いと思っちゃいましたし。」
まさかこんなアホの娘に助けられるとは情けないと思う反面有難いと思った。子供っぽくてって所はトドメを刺しにきてた気がするがフォローしてくれただけマシだと思えばいくらかわな...うん...今度から気を付けようっと思った今日だった。

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