森の力で異世界を楽しむ
プロローグ
今は夏休み。僕こと、大森翔太は現在祖母の家に向かっている。毎年の夏休み恒例お泊まり会だ。会といっても大森家の人間が祖母の家に行って泊まるだけだ。しかし、僕は泊まることよりも祖母が何故か所有している山で散歩をすることが一番の楽しみだ。高校生にもなって散歩というのも変な気がするがあの山には、まだ行ったことのない場所もあるからそこにも行ってみたくて、ウズウズしている。
「翔太、着いたよ……。」
「ホントに?早く行こう!!」
お母さんの顔が若干疲れぎみなのに申し訳ないが、もう我慢しきれない。なにせ、1年振りの自然だ。
「ごめん、先に森に行ってくる。晩御飯までには、帰るから。」
「ハァ、仕方ないわね。18時までには、帰って来なさいよ。お祖母ちゃんには、言っておくから。」
「ありがと。それじゃあ、いってきま~す。」
お祖母ちゃんには申し訳ないけど今の僕は目の前にニンジンをぶら下げられたロバみたいなものだ。腕時計を確認したら今が3時だったから、まだ3時間は余裕があるな。そうならすぐに、行かないと。余談ではあるが、僕はパルクールが出来る。これを覚えておいたら森での移動が楽になると思って覚えたのだが、これがとても使える。
なんて、言っているうちに森に着いたみたいだ。
「今日はまだ、行ってないところに行ってみようかな。」
1年に1回来ているこの森だが今年で4回目になる。この調子だったら、もう少しで全部行けれそうだな。なんて思いながら歩いていると木と木の間に不思議な穴を見つけた。
「なんだこれ?どこかが、普通の穴と違う……。」
今まで山を散策してきた僕だから分かる。見た目はどこにでもある普通の穴だがどこか変なのだ。言葉では言い表すことが出来ないが、そうとしか言えない。どこか緊張しながら、僕はゆっくりと近づいて中を覗いた。
……しかしなにも、起こらない。
「なんだ、気のせいか……。」
と気を抜いていると急に穴に吸い込まれていきそうになる。まるで、掃除機のようにどんどん引っ張られていく。
「なんなんだよ。これは……。」
そこから、逃げようとするがどんどん引っ張られて穴の中に入りそうになる。
「か、母さん、助けて……。」
助けを求めるが森の深くまで来すぎたため誰も答えてくれない。そこで、力がだんだんと抜けてついに穴に吸い込まれてしまった。
………………………………………………………………………………………………
どうも、こんにちは。
思いつきで初めてしまった作品ですが沢山の人に見ていただければ嬉しいです。
感想や評価もお願いします。
「翔太、着いたよ……。」
「ホントに?早く行こう!!」
お母さんの顔が若干疲れぎみなのに申し訳ないが、もう我慢しきれない。なにせ、1年振りの自然だ。
「ごめん、先に森に行ってくる。晩御飯までには、帰るから。」
「ハァ、仕方ないわね。18時までには、帰って来なさいよ。お祖母ちゃんには、言っておくから。」
「ありがと。それじゃあ、いってきま~す。」
お祖母ちゃんには申し訳ないけど今の僕は目の前にニンジンをぶら下げられたロバみたいなものだ。腕時計を確認したら今が3時だったから、まだ3時間は余裕があるな。そうならすぐに、行かないと。余談ではあるが、僕はパルクールが出来る。これを覚えておいたら森での移動が楽になると思って覚えたのだが、これがとても使える。
なんて、言っているうちに森に着いたみたいだ。
「今日はまだ、行ってないところに行ってみようかな。」
1年に1回来ているこの森だが今年で4回目になる。この調子だったら、もう少しで全部行けれそうだな。なんて思いながら歩いていると木と木の間に不思議な穴を見つけた。
「なんだこれ?どこかが、普通の穴と違う……。」
今まで山を散策してきた僕だから分かる。見た目はどこにでもある普通の穴だがどこか変なのだ。言葉では言い表すことが出来ないが、そうとしか言えない。どこか緊張しながら、僕はゆっくりと近づいて中を覗いた。
……しかしなにも、起こらない。
「なんだ、気のせいか……。」
と気を抜いていると急に穴に吸い込まれていきそうになる。まるで、掃除機のようにどんどん引っ張られていく。
「なんなんだよ。これは……。」
そこから、逃げようとするがどんどん引っ張られて穴の中に入りそうになる。
「か、母さん、助けて……。」
助けを求めるが森の深くまで来すぎたため誰も答えてくれない。そこで、力がだんだんと抜けてついに穴に吸い込まれてしまった。
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