~魂~ IN OUR SELF

うみかぜ

第42話 ルーズのコントロール

リョウはハヤミのルーズを上乗せたした攻撃を見て自分もこんな事ができるのか!?と胸踊らせていた。




「やり方を教えてください!お願いします!」
そうリョウは意気込んだ声でハヤミにお願いした。ハヤミは言われなくてもやるよと言わんばかりに教え始めた。
『まず、攻撃をする時に使う場所。つまりさっきだったら右足に全意識を集中させる。そして、攻撃をするんだ。その時注意する点が2つ。1つ目がパワーを一気に集中させすぎないこと。これをすると体が壊れちゃうからね。まあ、感覚で慣れるから最初は慎重にやるといい。2つ目は体からエネルギーを放出させること・・・・・。何故放出させるかというと、例えばホースがあったとする。水とか出すやつね。それを一気に蛇口を捻って出したらどうなる?急にすごい勢いで水が出てきてしまうだろう?だからホースに予め小さな穴をところどころ付けるイメージ。すると、最初はゆったりと水が出てくる。まあ、慣れれば最初から水をものすごいゆっくり出すこともできなくもないんだけどね。と、まあこんな感じ。』

リョウはハヤミの話しをそれはものすごい集中力で聴いていた。

ハヤミはエアー人間を出す。

では早速やってみます。とリョウは、いい指示された通りのイメージをする。目をつむって全意識を右足に集中させる。
そして、全体重を一気に前に出し少し離れていたエアー人間に近づいて蹴りする。その瞬間地面は揺れ空気に緊張感が訪れた。

『おお、』と言ってハヤミは感想を述べる。
『パワーは元から凄くてエネルギーを+されるとここまで力が出るんだね。』
そして、ハヤミは、「はぁ」とため息をつきまた話し始める。
『ただ、部屋エアー人間に当たらないと意味がないんだよなぁ?』

リョウは文字通りエアーの攻撃をした。

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