第１８話 ルーズの正体

『時間切れのようだな。』

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リョウがサザナにトドメをしようとしたその時にリョウが急に倒れてしまった。
「どういうことよ！！？ハンバス！」
『ガールナー……。貴様が私を呼び捨てで呼ぶとは随分と偉くなったもんだ。まぁいい。どうせこれを聞いても、そこにいる小童はもうじき死ぬ！ ガールナーは俺が制裁を加えるからな。冥土の土産だ。』

そう言いハンバスは話し始めた。

『生物には魂ルーズというものがあることは知っているだろう。魂ルーズは生物の核と言っていい。それがなければ死んでしまうからな。魂ルーズは超莫大なエネルギーを持っている。俺達はこれをかき集めエネルギーを大量生産しようとした。
生態調査・・・・という名前でな！』

「な、なんだと.........？」
リョウが声を震わせながら怒りをぶつける。
「それでその小童の魂ルーズを取ろうとしたのだが、どうも他のやつとは形が違くエネルギーが取り出せなかった。だから、手術人達は魂ルーズの形を変えようとした。その時に魂ルーズの核を刺激してしまい異常反応がでた。魂ルーズは、いじっていまうとその人の性格までかわってしまうほどだ。それで凡人な強さだった小童も急に強くなった。しかし、時間が経つに連れてその反応が戻ってきているようだな。そして、とても普通の人では耐えられないような行動をしたせいで今症状となって表れた。と推測する』
「つまり、俺は一時的に強くてなった.........だけ？ということか.........？」
「そうだ。」
リョウは拳を握りしめる。
するとサザナが、
『こうなってはガールナー1人だけになりますな。ハンバス様。このサザナがガールナーに制裁を加えてもよろしいですか？』
『俺がやろうとしていたんだがな……。まあいいだろう。やれ！』
サザナが杖を前に持ってきて、構える。
『電気砲ギャラガッド！』
（ッスドンッ！！）

「ぎゃあああっ！！」
（ドタっ……）
『残念だったな。素直に命令を従っていれば良かったものの、余計なことをするからこうなるんだ。』
とサザナ。
「まだ……終わってないよ！」
ゆっくりと立ち上がるガールナー。
『しぶといやつめ。まぁいいもう一度電気砲ギャラガッドをくらわせてやる！』
リョウ、ガールナー絶対絶命の大ピンチ！
一体どうなってしまうのか…。