探すのやめようかな

「と、とりあえずその子から手、離したら？
もういまにも死にそうなんだけど....」
もう顔色が青くなってはっきり言ってゾンビみたいで、めっちゃくちゃ怖い
「なんで？」
あ、そうですか。離す気は無いんですか、あとめちゃ怖いです。睨むのやめてください。
「よし、他の人に当たりにいくぞ！」
「あ、待てっその前にラブレターの話聞かせろ！」
健斗を引きながら、全力で逃げた。途中聞こえた
「オマエラゼッタイユルサナイ」
と聞こえた。怖い。

「で、他の心当たりある人知ってんの？」
「は？知るわけないだろ？」
そもそもあそこで殴り合いがあって、怖いから逃げただけだから.....
と考えたところでいきなり声をかけられた。
「ちょっと来てくれませんか？」
振り向くとそこには後輩らしき人がいた。ちなみに男、クソッタレ
「あ、うんいいよ、ちょっと健斗ここで待っててくれ。」
「あぁすぐ帰ってこいよ。」

ちょっと歩いて空き教室に入った。するといきなり話しかけてきた。
「えーと付き合ってくれませんか？」

は？

待って、俺男だよね？あ、あぁそうだ。買い物に付き合えってことか。勘違いしちゃったなぁ。あははは
「あ、もちろん恋の方です。」
「さらばだっ。」

もう嫌だこの学校。探すのやめようかな

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