叶えば所詮、夢物語
買い物
えっと………5人で二泊三日で大体7万ptほど使って、残りのチームptは6万ほど。その中で僕が個人的に使えるptは1万2千ほど。お昼ご飯もあるからあまり使えないな。
女の子2人で出かけ、男子は各自  自分の行きたい場所へ向かっていった。
僕は門番さんから貰った、ノルデンのマップ片手に街をぶらぶらしていると、なんとなく目に入った武器屋に僕は行ってみることにした。この機会に異世界らしいお店、武器屋にいってみようじゃないが
「らっしゃい!!………あっ……」
武器屋に入り不意に目があった男性は朝、女の子を襲っていたガチムチ男性だった。
男性の方も僕の事を覚えているようで目が合ったまま2人は静止している。
真紅は気まずくなり、クマに遭遇した時のように目を合わせたまま、少しずつ後ずさりし店から出ようとした。しかし「そこのあんちゃん待ってくれ!!」と呼びとめられ逃げるに逃げられ無くなった。
僕は殴られるのかとハラハラし、僕の前に来た時は咄嗟に目を瞑ってしまった。が、何もされる事はなく、恐る恐る目を開けて見ると僕より低い目線に男性がいた
「朝はすまなかった!!  酒に酔ってつい悪酔いして絡んじまった」
「えっ?  あっ…………いや………僕は大丈夫ですけど、謝るなら女の子の方でじゃ……」
「はぁーー、やっぱりそうだよな。あの嬢ちゃんには悪い事しちまったからな。図々しい事だが、もし、あの嬢ちゃんにまあ会ったら謝っといてくれないか?  こういうのは俺が謝るのが筋だと思うのだが、嬢ちゃんの方は俺に会いたくないと思うし………」
こんなゴツい体をしているのに、なんて優しく気の利い事が出来るのだろうか。若紫いわく人は見かけではないのだと知る。
真紅はこの人が悪い人間ではないと知り、お昼に彼女の働いてるお店に行く事を伝え、お昼食べるついでに彼に代わり謝る事を約束した
「おお!!   サンキューな!!   あんちゃんいい奴だな。俺の名前はルイスだ、よろしくな。  んで、あんちゃんは何しに来たんだ?  俺が沢山サービスするぜ!」
「いや……それがですねぇ、特に用事とか無くてただなんとなーく立ち寄っただけなんですよねぇ〜」
「そうだったのか、取り敢えずあんちゃんが腰掛けてる剣を鑑定してみっか」
真紅は言われるがまま、剣を差し出し彼を真紅から剣を受け取ると、鞘から出した剣をマジマジと見始めまた。その剣を見る姿は職人そのもので、真剣に見ている。
そしてある程度剣を見終えると、白い紙を劔の上に乗せると真紅が始めてステータスカードを手にした時のように光、文字が浮かび上がって来た。ルイスはその浮かび上がってきた文字を見て僕にこう告げた
「あんちゃん、この剣どこで手に入れた」
えっ…………?
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