TS転生したら百合百合するしかない!!!

キルル屋さん

-2話-産まれてからの観察


誰かに引っ張られる様な感覚で目を開けるようになった。

「此処は何処だ」

と言おうとして出てきたのは

「オギャアアアアアア」

という声だった。
そして思い出した。
私は女神様に異世界に(エルフの)女として転生したのだった

そこで見える限りで情報を得ようとしたその時だった

急に誰かに持ち上げられた
そして視界に入ったのは貧相とも巨乳ともいえない
乳だった
本能的に理解したこれは吸うものだと

私は吸ったそれはもう思いっきり吸った
そうすると私の親だろう人が何か喋った

「************」

何を言っているのか分からないそれが今私が言える唯一の事だった

そこで私は先程出来なかった周囲の状況を改めて観察するのだった

まず目に入るのは乳
そして、私を抱えている人物

白髪の美人だった
瞳は碧眼
そして何よりも目につくのが耳
そう耳だそれがとんがっているのだ

エルフ

その単語が私の頭の中で巡っている

だが今は周囲の観察だ
目的を忘れるな私

そして観察を再会する

まず、私を抱えている人物意外にもう1人いる事に
ようやくきずいた

それは男だったそれもとてつもないイケメン
前世なら呪いをかける所だった
金髪のだ
瞳は母と(思われる人物)同じ碧眼だった
そして背には剣を背負っている

そこまで観察したところで降ろされた

「********」

「****************」

何を話している?

分からない
その事がとても私には辛かった

だが2人の表情から何か思い詰めている様だった

その理由はすぐに分かった
私が泣かない事だ

普通赤ん坊は泣くだが私は泣かなかった
たったそれだけの事だった

念のため泣いておくかと思い

「オギャアアアアアアア」
と言っておく

そうすると2人は安心した様な顔をし
再び会話し始めた

「*************」

「******」

「******」

やはり分からない
何を言っているか

暫くの目標はこの世界の言語を覚える事にした


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