2000年目の進化論

ノベルバユーザー200576

00 再開

「また駄目かぁ」男は俯きながら言った
「どうも2000代から崩れ落ちるのはどうやっても変わんないらしい」もう一人が言った
「いつまでやるつもりなんだい?」
「マザーが良しと言うまでさ、ほら早く次の細胞を」
一人は瓶をポケットから取り出した
固く開けられなかったので、そのままもう一人に渡した
「また2000待つのかな」
「それは彼等しだいさ」
「もう何回目だよ」
「忘れた、まあ気長に待とうじゃないか、僕達の祖先の進化を...」

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