東方弾丸少年録

電脳獣

第1話幻想郷

「くそ!どうしてこうなった!敵は俺達の作戦を知らないはずだろ!」
 俺の名前はヒカル18歳だ。両親は戦争が原因で亡くしている。戦争が起きたのはこの国があまり他の国とは仲が悪い為とある事件が原因で戦争が起きた。
「何人かは、逃げただろう。俺も逃げるか。作戦がバレているせいでこの有り様だ」
 辺りを見回して動いた瞬間。
              パァァァーーン!!!
と高い音がなった瞬間、
              グサッ!!!   ブシュッ!!!
 激痛と共に大量の血が出た。弾が当たったのだ。今までに何回か銃弾を受けたことはあったが体がもう耐えられなかった。今までにない痛み、痛い痛い痛い痛いイタイイタイいたいいたい!そして血を吐きながらこう言った
「がはぁ!くそぅ、なんでさっきまではいなかったのにぃ、苦しいよぉ、でももうこれで苦しい思いはしなくていいんだ、母さん、父さん今行くよ」
 そう言って俺は暗い闇の中に眠り始めた沢山人を殺した…地獄行きかな、と思いつつ意識が薄れていきついに真っ暗になった。






                                  ここはどこだ?
                                    天国?地獄?
 

 そして意識が戻り起き上がった、辺りを見回す。どうやら森の中の様だ。
「……そうだ!傷は!?………塞がっている…?」
どうしてだろう不思議に思いながら立ち上がると
「とにかく森を抜けるか、なにがあるか分からん。」
こうしてまた辺りを見回した、すると。
「なんだあれ?神社か?まあ人はいるだろうし行って見るだけでも価値はある。」
そして俺は神社に向かって歩き出した一応持ち物は見た。ハンドガン、弾50個、止血キット、包帯、水、非常食だけである。これだけあれば数日生きていける。けどここがどこか分かってない以上そうは断言出来ない。気づけば神社はもう目の前であった。階段を上り神社が見えた、そしてそこには紅と白の色をした服を着ていて箒を持って掃除をしている美少女がいた。少女はこちらに気づき、
「あら、見ない顔ね。お賽銭ならあそこよ」
参拝客だと思われている。また掃除をし始めた。
まあ、落ち着こう。そして落ち着いて聞いた、
「なあ、ここはどこだ?」
「ここは博麗神社よ。」
博麗神社、全く聞いたことのない名前だ、だがまだ聞きたい事はある。
「言い方を変えよう。この世界はなんだ?」
少女は呆れたような顔で
「何言ってんの?ここは幻想郷よ?いい年して、小さい頃に学校いってたの?」
馬鹿にされたよ。まあ聞き流して言う
「俺はヒカルだ、宜しく。」
「礼儀はちゃんとしている様ね。私は博麗霊夢宜しくね。」
博麗霊夢か、だから博麗神社か。と言う事は
「霊夢は巫女かな?服装的にもそれっぽいし。」
「そうよ私はこの博麗神社の2代目巫女よ。」
2代目なのか、少し笑顔の霊夢の顔は可愛いかったなーんて思っていたら
「じゃあ次は私が質問するわよ、なんでにやけてるの?」
えっ!?慌てて顔を逸らしたすると霊夢が笑いながら言った、
「嘘よ!面白いわねヒカルは。てことはなにがやましいこと考えてた?」
「いえ全く。笑顔が可愛いなど思ってません全然思ってません。」
「考えてんじゃないの!さらに可愛いだなんて…」
おっ?なんかデレたぞ、さらに可愛いし………
そして真面目な声で霊夢がこう質問してきた
「ヒカル貴方外の世界から来たでしょう。幻想郷の事も知らないみたいだし。」
「ああ、気づけばここにいた、あの森の中で倒れていてそこからここが見えたので来た。」
ここに来るまでの事を全て話した。すると霊夢が
「じゃあたまたま幻想入りした訳ね。仕方ないあいつを呼ぶか。」
そう言い霊夢は大きな声で
「紫〜大事な話しなのちょっと来て〜」
ゆかり?霊夢がそう叫ぶと大きな穴が開きそこから出て来たのは金髪の美女そして美女は
「何よ〜こっちは眠たいのに〜」
これが俺と幻想郷での生活の始まりだった

コメント

コメントを書く

「コメディー」の人気作品

書籍化作品