異世界にてオズになりました

三日月

はち



さあ
いよいよ今日最後の依頼だよ!



今回は最初に依頼主のところに行かなくても大丈夫だよね!!

それじゃぁ
市場に向けてしゅっぱーつ


ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー



んー
全然ないね〜


まだ胡麻と唐辛子ぐらいしか見つかってないよ〜





あっ
アレって山椒じゃない?

ヤッター
これで3種類目だよ

他にはないかな〜




うーん

この辺にはもうなさそう?
よし
あっちの方に行ってみよう!




次はこの辺かな?
何かあればいいけど


「あ
ヤヨイ
これは香辛料ではないか?
確か胡椒というものがこのような赤い実だったと思うのだが…」


ナイスアカツキ!!

「アカツキ〜
お手柄だよ〜
本当に胡椒だ!!

これは料理にも使いやすいから少し私たちのぶんも買って帰ろっか?」


これで少ない料理のレパートリーが少し増えるね!!
これでやっと4種類か〜
まだまだ先は長そうだね



ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


ジャジャン

今回最終的に見つかったのは
胡麻と唐辛子と山椒と胡椒とシナモン(らしきもの)とクローブ(らしきもの)の6種類でした〜


まだまだ以来の上限には足りないから明日ももっと探すよ!!
頑張れ私たち


取り敢えず今日は疲れたからもう寝ます
おやすみ〜


ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


さぁ今日も張り切って行くよ〜


今日はどこを探そっかな〜

あっ
そうだ
薬草店に行ってみよう!

もしかしたら、香辛料とはされてないけど薬草と認識されているものもきっと何かあるよね!!


そうと決まれば
レッツゴー


ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


到・着!


んーと
あっ
やっぱりあったね


これはカルダモンにアニスかな?
ウンウン
多分そうだね


他にはないかな〜



おっ?
これは芥子と辛子ではないかな?


あ〜
でも芥子か〜
使い方によってはとっても危険だよね〜

んー
どうしよっかな〜


んっ
決めた
使い方に気をつけるように伝えたら多分大丈夫だよね?
特に中毒性があることとか体に被害が出る可能性があるとか
忘れないようにしないとね!!


この香辛料たちは香辛料としては受け入れにくいかもだけど、私の故郷で香辛料として扱われてたってことを伝えればいっかな?


さぁ
もうこの店には無さそうだしほかの店を回ってみようかな?


ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


どこかのお店にそれっぽいのないかな?



おっ?
薬草とハーブの店か〜


ローズマリーとかセージとかないかな?




んー
ローズマリーは見つけたけどセージが無いな〜


まぁ
とりあえずは今回見つかったのだけでいいかな〜


あとは
露天を巡って探してみますか


ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


ジャージャン


3つも見つけたよ〜


なんだかんだ言って露店は結構見つかるよね

今回見つけたのは
オレガノ・バジル・マージョラムの3つです!!


あと一種類見つければ
15種類完了だね!


散歩でもしながら探していこうかな?


ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


えっ?



えっ?
ええぇぇぇぇぇぇ


あれ
え?
アレわさびだよね?


わさびだよ!!


水田の端にわさびが生えてるなんて


今まであんまり感じてなかった世界間のギャップだけど
今すっごく感じてるよ…



あれ?

驚きというか衝撃が強すぎて気にしてなかったけど水田があるってことはお米があるってことだよね!?


ヤッター!!


そろそろお米が恋しかったんだ〜
私は家族や友達の中でも特にお米が大好きだったからね〜


今日はメチャクチャ驚きまくったけど
とってもいい日だったね!!


ついでにこれで15種類達成だよ!!




ー□ー■ー□ー■ー□ー■ー


sideムツキ


我が契約したこのヤヨイという少女はとても面白い
見ていてけっして飽きることはないだろうと思わせる
例えば出会い頭にだって
我を見て何を言ったと思う?


撫でさせてくれだぞ?


我はこれでも幻獣や聖獣と言われておる
それなのにこれはあとから知ったことだが
初めに我を見て思ったことが


大きな犬がいる


だからな
これには流石の我も唖然とした

我はフェンリルだ
オオカミと間違えられるなら嫌だがギリギリ許容範囲内ではある
それを犬と間違えるなどと…

我は誇り高きフェンリルなのだぞ
だがおそらくヤヨイには関係がないのであろう


本人も言っていたがあれは違う世界から来ているらしいからな
おそらくこれは事実なのだろう
ヤヨイは家とともに突如として現れたことからもそう言えるであろう
しかも我が縄張りとしていた場所は高レベルの魔獣や魔物がひしめく場であるからな


さてさて
そんなヤヨイではあるが
最近
獅子の獣人を拾ったようだ
名はアカツキと言うらしい


このアカツキだが
本人は臆病だと言っているが
そこは納得する
だがしかしあやつは大きな力を秘めている
それこそ種族の限界を超える可能性を持つほどに


だからこそ
早くその臆病な気性を治してその力に目覚めることができるように
我が直々に・・・相手をして鍛えてやっているのだからな


この我が手伝ってやっているのだ
これで治らなかったは受け付けないからな(ニヤリ)



ところで
ヤヨイ?
お前は何を草ばかり見つめているのだ?


ほー
なるほどな
つまり次の依頼である香辛料(?)とか言うのはその草共なのだな?

そのような匂いのものを探せばいいのか?
よしそれなら我に任せておけ
今もいくつか匂いを感じているからな


コレとコレは
そのような系統の匂いがする
どうだ?
間違っているか?



ふむ
正解だな
なるほどこれはシナモン(らしきもの)とクローブ(らしきもの)というのだな


うむ
アカツキには負けてなどやらないぞ
お前がひとつ見つけるあいだに我は2つ3つと見つけてやろう
だから
お前は臆病を発揮する暇などないくらいに必死に探してその感覚を覚えることでこれから少しでも臆病風に好かれることのないように精進しろ


これからのお前の成長とヤヨイの行き着く先が楽しみだな
せいぜい我を楽しませてくれ




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遅れてすみませんm(_ _)m
できるだけ昨日までに間に合うように書き上げたかったのですが
流石にテスト勉強と並行しては無理でした…


そしてさらに今週末には
進研模試という巨大モンスターが潜んでいますので
ハンター三日月になって精一杯挑んできます!



よって
次回の更新ですが何もなければ・・・・・・来週には1本仕上げれればなと思っています


ではでは
これからもこの駄作ではありますが異世界にてオズになりましたをよろしくお願いします




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