異世界転移した少女が幸せになる物語
5 ギルド
今、私は猛烈にアベルに出会えて良かったと思ってます。それは町に入る時。町の門では検問が行われていてつまり、身分証がないと入れないのです。
そして、ついさっき女神によって転移させられた私には身分証なんてものは持っているはずもなく、もしアベルに出会ってなかったら町に入れず途方に暮れていたかもしれません。
どうやらアベルは町では有名人らしく門番とさっきから親しそうに話しています。
「おつかれ、アベル殿!1人でワイバーンを倒してくるなんて!さすが国1番の実力者は違うな!」
「あはは、よしてくれよ。今回はたまたま運が良かったんだ。」
「こっの〜!謙遜しやがって〜!!・・・ん?その姉ちゃんは誰だ?」
じゃれ合う2人にやっと気づかれた。
「あぁ、こいつはちょっと拾ってな。これからギルドに連れて行くところなんだ。なんか、記憶が朦朧としていて身分証やら何も持ってないんだ。もしかしたら魔物に襲われたのかもしれない。」
口からスラスラと嘘をつくアベル。
「そうなのか!だったらこんなところでのんびりしてらんねぇな!早く行け!姉ちゃんもぅ大丈夫だぞ!」
「え・・あ、はい。ありがとうございます」
(すっと門通れちゃったよ・・いいのか門番)
「じゃあな、アベル!また来いよ!次は姉ちゃんもな!」
ニコニコと手を振る彼に見送られ町の中に入る。
なんだか、他に手はなかったとは言え少し罪悪感がでた。
「アベルくん?これからギルドに行くの?」
「あぁ、そうだ。俺が所属するギルド・アースガルドで魔力測定をしてもらう。というか、アベルでいいぞ。俺もアリアって呼んでるしな。」
(いやいやいや、ハードル高いから!今までまともに男子と喋ったことないのにいきなり呼び捨ては難しい)
「努力するわ。あ、そう言えば髪の色!目も黒色のままだけれどいいの?」
「それは、大丈夫だ。この町は昔から俺が住んでるから黒髪黒目にそこまでの迫害はない。ただ、ほかの町や特に王都に行く時は色を変えた方がいいぞ。最悪生きて帰って来れない。」
(まじか・・・)
「・・・わかった、気をつける」
そうこう言う間に目的地に到着したみたいだ。
「ここがギルド・アースガルドだ。」
(でっか・・・)
さっきまでのヨーロッパ的な可愛い町並みから打って変わってどっーんとお屋敷が建っている。看板にはアースガルドと書いてある見たいだが・・・
(そういえば、こっちの世界は言葉は通じるけど文字は読めない見たいね。ちょっと不便かな・・)
看板の文字をじっとみて読むことを想像する。そして指パッチン☆
(あぁ、読めた読めた)
無事、読めるようになった。そろそろ魔法を使うのも慣れてきた?かな。
「・・なぁ、今何してた?」
馬を片付けに行ったアベルが戻ってきた見たいだ。
「ん?そう言えばこっちの世界の文字読めないなーって思って魔法で読めるようにしたけど?」
「・・そうか。それは良かったよ・・」
何かアベルが疲れてる?見たいだ
「大丈夫?」
「うん、さぁギルドに行こう。」
と、アベルがギルドの門を開けた瞬間、何かが思いっきりアベルを蹴っ飛ばした。
「こんのバカ息子ぉぉぉぉぉ!!たかが、ワイバーン1匹でどれだけ時間をかけとるじゃ!この阿呆!」
「ぐっは・・・」
えっと・・・・ひとまず、アベル大丈夫?
そして、ついさっき女神によって転移させられた私には身分証なんてものは持っているはずもなく、もしアベルに出会ってなかったら町に入れず途方に暮れていたかもしれません。
どうやらアベルは町では有名人らしく門番とさっきから親しそうに話しています。
「おつかれ、アベル殿!1人でワイバーンを倒してくるなんて!さすが国1番の実力者は違うな!」
「あはは、よしてくれよ。今回はたまたま運が良かったんだ。」
「こっの〜!謙遜しやがって〜!!・・・ん?その姉ちゃんは誰だ?」
じゃれ合う2人にやっと気づかれた。
「あぁ、こいつはちょっと拾ってな。これからギルドに連れて行くところなんだ。なんか、記憶が朦朧としていて身分証やら何も持ってないんだ。もしかしたら魔物に襲われたのかもしれない。」
口からスラスラと嘘をつくアベル。
「そうなのか!だったらこんなところでのんびりしてらんねぇな!早く行け!姉ちゃんもぅ大丈夫だぞ!」
「え・・あ、はい。ありがとうございます」
(すっと門通れちゃったよ・・いいのか門番)
「じゃあな、アベル!また来いよ!次は姉ちゃんもな!」
ニコニコと手を振る彼に見送られ町の中に入る。
なんだか、他に手はなかったとは言え少し罪悪感がでた。
「アベルくん?これからギルドに行くの?」
「あぁ、そうだ。俺が所属するギルド・アースガルドで魔力測定をしてもらう。というか、アベルでいいぞ。俺もアリアって呼んでるしな。」
(いやいやいや、ハードル高いから!今までまともに男子と喋ったことないのにいきなり呼び捨ては難しい)
「努力するわ。あ、そう言えば髪の色!目も黒色のままだけれどいいの?」
「それは、大丈夫だ。この町は昔から俺が住んでるから黒髪黒目にそこまでの迫害はない。ただ、ほかの町や特に王都に行く時は色を変えた方がいいぞ。最悪生きて帰って来れない。」
(まじか・・・)
「・・・わかった、気をつける」
そうこう言う間に目的地に到着したみたいだ。
「ここがギルド・アースガルドだ。」
(でっか・・・)
さっきまでのヨーロッパ的な可愛い町並みから打って変わってどっーんとお屋敷が建っている。看板にはアースガルドと書いてある見たいだが・・・
(そういえば、こっちの世界は言葉は通じるけど文字は読めない見たいね。ちょっと不便かな・・)
看板の文字をじっとみて読むことを想像する。そして指パッチン☆
(あぁ、読めた読めた)
無事、読めるようになった。そろそろ魔法を使うのも慣れてきた?かな。
「・・なぁ、今何してた?」
馬を片付けに行ったアベルが戻ってきた見たいだ。
「ん?そう言えばこっちの世界の文字読めないなーって思って魔法で読めるようにしたけど?」
「・・そうか。それは良かったよ・・」
何かアベルが疲れてる?見たいだ
「大丈夫?」
「うん、さぁギルドに行こう。」
と、アベルがギルドの門を開けた瞬間、何かが思いっきりアベルを蹴っ飛ばした。
「こんのバカ息子ぉぉぉぉぉ!!たかが、ワイバーン1匹でどれだけ時間をかけとるじゃ!この阿呆!」
「ぐっは・・・」
えっと・・・・ひとまず、アベル大丈夫?
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