エロゲーをレビューしてみた。思い出も含めて。

小夜子

第34話「妹選抜☆総選挙 ~365人の妹いちゃラブマニフェスト~」

キャッチコピー「出オチすぎる妹ゲー」



どこぞのアキバのアイドル総選挙を彷彿とさせるタイトル。
しかも展開が死ぬほどぶっ飛んでいる。
主人公には”妹が364人いる”
突然両親から告げられた真実。
しかもご両親は学校まで造ったそうな。
全校生徒366人。内、男子生徒は主人公のみ。
残り365名は全員妹……
え、嘘、マジで?!
いやいやいやいや、お父さんどれだけ頑張ったんですか!!
きっと誰もが真面目にツッコミたくなるソフトである。




そんな史上最強の有り得ない展開から始まるゲーム。
物語を進めていくと、妹たちは兄を独占しようと大混乱に陥る。
みんな、初めて会うお兄ちゃんになんでそんな好感度MAXなの・・・。
そこで騒ぎを収める為に妹選抜総選挙を行うことに。
各党は公約にお兄ちゃんとの付き合い方を掲げた。
例えばお兄ちゃんが朝お寝坊さんなのでどうしますかというお題に対し…



自妹党じまいとう     橘四つ葉 「一緒に添い寝します」



妹維新の会いもうといしんのかい…   橘茉莉 「馬乗りで十分!」



妹幸せ実現党いもうとしあわせじつげんとう 橘柊「お口でご奉仕します」




という感じに。
党名が物凄く実在する政党に名前が近いが…怒られなかったのだろうか。
で、この党首達がメインヒロインな訳で好きな子を攻略するという話だ。
特殊な技術を用いてるので、立ち絵のキャラがぬるぬる動く。
初めて見たとき、誰もがおお!と思うかもしれない。
だが、これは会話シーンのみ。
肝心のHシーンには活かされていない。
なんで会話シーンだけにその技術を採用した!Hシーンでも使えや!と憤慨する。
間違いなく憤慨するぞ。筆者がそうだったんだから…。なので、Hシーンは残念ながら普通のエロゲと同じく静止画のCGである(大泣)
おまけにぬるぬる技術の再現の為、ディスクレス不可。
内容もそこまで面白いという感じではない。
最初こそ面白いが物語が進んでいくと単なる日常話に…。
大体メインヒロイン以外の妹あんま出番ないし。
どうせならどっかで上手く出せばよかったんじゃね?と思う。
要するに設定を上手く活かせていないんだよね。
単なるおまけで終わっているのはどうなんだろうか。




正直、出オチ感満載で面白いとはあんまり言えない…。
バカゲーとしても妹ゲーとしても中途半端な印象を受けた。
つか、Hシーンがぬるぬる動けば‥・(←もういい)
購入を考えている人がいたら、まずは体験版をやってみからの購入をオススメする。
初回特典では主人公とずっと暮らしている正統派な妹・橘きっかも攻略できたらしいが、現在は不可能なので注意。





ブランド  Latte
発売日  2011-12-22
商品群 通常版 /PKG版/7344円
通常版 /DL版/4980円
18禁等  18禁/抜きゲー/和姦もの
対応OS  XP , Vista , 7(32bit)


中古だと2~3000円半ば程度。



          

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