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世界一の頭脳を持つ母と世界一力が強い父から生まれた双子

未完ちゃん

第50話 ヒント?



「…とりあえず、道があるみたいだからもう少し中まで入ってみよう。」

辺りを見回すも、暗く、深い闇に覆われていて、視認できる範囲では出口らしきところは
見当たらず、
唯一分かるのは、俺たちのいるところが洞窟という事とと、複数の道があるという事しかわからない。

「うん…でも、道が分かれてるよ?
たくさんあるけど、どの道を行く??」

「……。」

凛の言う通り、道は1つ2つといった可愛らしい量ではなく、少なくとも、6つは今見える範囲で確認ができる

「ひとまず、白い光の見える道を行ってみよう。」

「分かった!」






変だな……
さっきの場所から歩き始めて15分は立っているはずなのに一向に光は小さく薄いままだし、
なにより、洞窟を歩いている音がしない。
これは何かがおかしい気がする
と考えながらも、剛はその足を止めることは無かったが、その代わりに隣を歩いているであろう凛に話しかけた

「なぁ、凛。」

「なに?お兄ちゃん」

「さっきから気になってたんだが喉痛めてないか?いつもより声が低いぞ?」

「それを言うならお兄ちゃんこそ、どうした
の?その声。
もしかして、無理して明るく振舞おうとしてるの?」

「?何、言って…………?
俺は全く無理なんかしてないぞ?
凛こそ、どこか具合でも悪いのか??
声が随分と低く聞こえるぞ?」

「ん?全然!
そっか無理してないんだー
でもなんかいつもより声が高い気がするよー?
絶対気のせいじゃないし……って、うわあっ!」


「どうした!?凛、大丈夫かっ?」

転びかけた凛を、剛が片手で支えた

「いってて…うん、大丈夫だよお兄ちゃん。
何かにつまづいただけ」

「何か、って一体……!?」

凛がつまづいた所を目を凝らしつつよくよく見てみると、
そこにあったのは俺達にとって馴染み深いものが落ちていた。


「ねぇ、!お兄ちゃん、これってもしかして、!」

「あぁ、これは……」

これは、懐中電灯だ。
なぜ、こちら側の世界にあるはずのない懐中電灯が……?
こちら側の世界には魔力があるから、懐中電灯なんていう、乾電池をわざわざ使うようなものは必要ない。

はず………………!

と、言うことは考えられることは、




①似ているけど全く別のもの。
②俺たちのように偶然この世界に来てしまい、
その際にたまたま懐中電灯を持っていてそれを紛失。
③この洞窟は、元の世界




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