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転生ライフ〜転生最後は人間種〜

古風凛

第3話



 外出を禁止されてから数日が経ち、僕は父上の書斎にいた。
 目の前では父上が手を組み、唸っていた。
 ここに来てからずっとこの調子だ。

「父上、いい加減何故僕を呼んだのかお聞かせ願いませんか?」

さすがに痺れを切らした僕は父上に向かって問いかけた。

「僕もそこまで暇ではないのですが。魔法の試したいこともありますし・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだな、すまんかった。」

「では、僕は部屋に戻ってよろしいのですね?」
 
 「いや少し待ってくれ。・・・ちょっと聞きたいんだがノアは今、魔法はどのくらい使える?」

 呼び止めた父は、真剣な声音で僕に聞いてきた。

「属性魔法と系統外魔法なら使えますが、それ以外の精霊魔法、召喚魔法は勉学と技術が足りていないのか充分に使えません。」

 僕の使える魔法を聞いて、父上が目を見開いた。

「ノア、お前・・・系統外魔法が使えるのか?」

 父上の声が少し震えていた。

「はい使えます。なにより父上が誕生日のプレゼントとしていただいた本にも書いてありましたし、なにより僕が最初に使えた魔法が系統外魔法でしたので。なにか問題でもありましたでしょうか?」

「・・・いや問題はないんだ、ただ今の時代系統外魔法を使える奴が珍しく、重宝されているが、なにより使える奴と使えない奴の差が激しすぎる。」

「何故そんなに系統外魔法は差が激しいと言われているのですか?」

「そうだな、ノアお前に上げた。本の中に『古の英雄』が描かれた本があっただろ。『古の英雄』は人類で初めて系統外魔法を使われた人だ。『古の英雄』は空に数万という武器を顕現させ、魔を祓ったと言われている。だが、歴史の中で『古の英雄』が使う系統外魔法以上の魔法は現れなかった。」

「それからさらに歴史を重ね。今では、系統外魔法は退化し、長年系統外魔法を使い続けた魔法使いでも、剣の柄を顕現させるだけでいっぱいいっぱいの奴もいる。属性魔法や精霊魔法のように少しの才能と努力だけで使える魔法とは違い。系統外魔法は才能がなければ使うことが出来ない。」

「だから、系統外魔法が使えるだけで王族直轄の魔法使いになれる奴もいる。」

「そうなのですか、ですが父上もう系統外魔法の話はいいので、何故僕がここに呼ばれたのかをご説明願います。」

「ああ、そうだな。今度公爵の娘の誕生日を祝いに行くのだがノアお前も来るか?」

「それは、僕みたいな子供でも?」

「なに、公爵の娘もお前とさほど年は変わらん。よほどの無礼がない限りは大丈夫だろう。それに、ノアはステラの教えの賜物か同年代の子供と比べたら恐いくらい賢い。魔法の知識も目を見張るほどだ。そんなお前が無礼をするわけもないだろ?」

 父上が当然のようにそう言った。

「・・・分かりました。僕も行きます。」

 特に断る理由もないので、僕は父上の誘いを受けた。

「そうか、なら出発は明日の朝日が出ると共に行こう。」

 僕は父上に礼して、明日の準備をするため書斎をあとにした。































































どうもこんにちは古風凛です。

閲覧ありがとうございます。

1週間に1度更新というスロペースで文量も少ないですが、頑張っていきたいと思います。

誤字脱字などがあれば教えてください。


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