親友「こいつを女神にしてください」

おねむねむねむのきょう

俺「本当に異世界に来たんだ」

タイトル変えるかもしれません。


 何やかんやあったが、結局は追々知らせるとの事で話はついた。
 朝起きると知らない天井だった。
 そこで昨日の出来事を思い出す。
「異世界に来たのか」
 特別ラノベや漫画が好きなわけではないが、異世界系の物は読んだことがある。
 でも、実感が湧かず、何とも言えない気持ちになる。
 これからどうしようかな。
 ハスカとの約束は確か午後からだったし…。
 困ったなやる事が無さすぎる。
 とりあえず服を着替えて朝食を食べに外へ向かう。
 宿で食べてもいいのだが、やはり異世界の雰囲気を楽しみたい。
「昨日ハスカと一緒に行った店に行ってみるか」
 ついでにこの街を再び回って時間を潰す。
 そう思い昨日ハスカと共に回った場所を巡る。
 昨日は気付かなかったが少ないながらもエルフらしき種族もいた。
 しかし、獣人やエルフ?達は差別されてるらしく、人々は避けて歩いている様だ。
 他にもよく見ると宗教のシスターや、冒険者、貴族、奴隷、ドワーフなど、如何にも異世界って要素が沢山あった。
「やっぱり異世界に来たんだな…」
 そう再認識と実家がこいしくなってくる。
「何で異世界に来たんだろ…」
 理由はいくつかある。こんな姿を母さんに見せたくなかったり、魔法を使いたいと思ったり、モンスターを見てみたいとも思っていた。
 昨日は見るもの全てが新鮮で忘れていたが、もう母さんとは会えないのだ。
「はぁ…」
 思わずため息を吐く。
 気を引き締める様に自分の穂を叩く。
「自分で決めたんだ、しっかりしてないと」
 まだまだ知らない事だらけの世界でホームシックになってる暇は無い。
 気合いを入れ直し、ハスカとの待ち合わせの場所に向かった。
 



今回はかなり短くなりました。
そして内容ですが、主人公がホームシックになる。
それだけでしたが、まぁ、異世界に唐突に来てしまった訳ですからそうなりますよ。それでも立ち直る。
という感じです。
さて、次回ですが、ハスカと再会して、魔法と世界の現状についての説明回になるかもです。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品