親友「こいつを女神にしてください」

おねむねむねむのきょう

俺「異世界に転移させてください」

「安心しろこいつはポ○ンガだ。あと2つ願いを叶えてくれる」
 やっぱりド○ゴンボールなのか。
 でもポ○ンガのド○ゴンボールはでっかくなかったか?
「俺を男に戻してくれ」
「断る。」
 あっさりと断られた。
 これには想太も驚きを隠せない。
「なんでだよ」
 こうなったら徹底的に問い詰める。
「実はな・・・」
 ポ○ンガは長々と三時間話し続けた。
 要は体力的に無理ってことだ。
「しょうがないじゃあチート能力を1000000個くれ。それと異世界に転移させてください」
 想太は驚いた様子でこちらを見ているが、それを無視して話を進める。
「わかったお前だけでいいんだな。」
 俺は頷く。
 えーと残念そうに想太は声にあげた。
 母に言いたい言葉を想太に伝えると俺は光に包まれた。

 異世界・・・

 ゆっくり目を開けると森にいた。
 まずはステータスを確認するためにそれらしい言葉を言ってみる。
「ステータスオープン」
 目の前にゲームでよくあるステータス画面が出てくる

名前 ?? Lv.1

性別 女
種族 うん、何だろうね。
職業 女神

攻撃力 106  HP  90000/90000
防御力 124   知力   352
魔力  752103    

スキル
火属性魔法  Lv999
水属性魔法  Lv999
風属性魔法  Lv999
光属性魔法  Lv999
闇属性魔法  Lv999
無属性魔法  Lv999
身体強化魔法 Lv999
言語理解   Lv999
回復能力強化 Lv999
武術全般使用 Lv999

個人スキルユニークスキル(能力)
成長     Lv999 魔眼     Lv999
鑑定     Lv999 催眠     Lv999
模倣     Lv999 魔力操作   Lv999
念話     Lv999 交渉術    Lv999
魔法創造   Lv999 剣技     Lv999
創造     Lv999 超能力    Lv999
破壊     Lv999 魅了     Lv999
計算能力上昇 Lv999 ・・・

称号
転生者
女神

 うわぁ・・・
 1000000個の能力はやばいわ。
 あと何この種族、適当すぎ。
 ついでに服装を確認する。
 服に関しては表現方法は知らないからなんとも言えない。
 髪は肩まで余裕で届く程長い、水色だった。
 やはり股にあったアレがない。女になったんだな。あと白い羽がついていた。女神になった影響かな?
 一応羽は隠せた。
 いろいろ探って見たがそれ以上の収穫はなかった。

「キャー」
 叫び声が聞こえた。
 テンプレなのか?と思いつつ、すぐさまそこへ向かい走り出す。
 そこでは数台の馬車とその護衛らしき騎士三人と賊らしき男たち合計8人が交戦していた。
 数の暴力で騎士たちが押されていた。
「行くべきか」
 一瞬迷ったがすぐさま飛び出て不意打ちで賊1人の背中を蹴る。
 けられた勢いで倒れた賊は気絶していた。
 すぐに賊達の意識がこちらに向く。それを見逃さず騎士達は交戦していた賊を倒す。
「くっ逃げろ!」
 残った賊達は部が悪いと判断したのか倒れた仲間を見捨てて逃げ出した。
「追いかけるか?」
 騎士のうち1人が首を横に振る。
「助けてくれてありがとう。僕達はこの馬車の護衛をさせてもらっている者だ」
 綺麗に一礼した騎士は若い男性で銀の鎧をしている。
「私は……旅をしている者です」
 こちらも一礼し、あたりを見渡す。
「ここは森ですよね」
「勿論だ。ここは鮮やかな森。モンスターは少ないけど度々賊が来る。ここは観光客や商人がよく通るからな」
「なるほど。ここから1番近い町は?」
「アデンかな。あそこには大きなギルドがあるからな。結構有名だぞ。行くのか?」
 静かに頷き立ち去ろうとすると騎士の1人がそれを止めた。
「待ってください。私たちもアデンに行きますので一緒にいかがですか?」
「でも・・・」
「護衛としてきていただければ大丈夫ですよ」
 結局行くことになった。






前回しばらく出さないとか言っておいてすぐ出してしまいました。
今回もお読みいただきありがとうございます。

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