人間離れしてたんで、ついでに神超えてもいいですか?

無力の勇者

第6話 初めての依頼 その2

うわー最悪…


とりあえず、ここに居ても意味がないのでギルドに戻った。


依頼に行ったのにすぐ帰ってきたからなんか…話しかけづらい…と考えていながら俺はカウンターの女性に話しかけた。


「あの、すいません。依頼ほかの人がしていてできなかったんですけど…」


「それは残念ですね。また、荷物運びの依頼が来るまで待ちますか?」
カウンターの女性は驚いた表情は全くせず、いつも通りに言った。


えっ?普通なの?って思ったが、そう言わず、「いや、他の依頼をします。」と言った。
カウンターの女性は全く驚いていなかったので、こういうことはあるのだろう。

「わかりました。取り消しておきますので違う依頼が決まったらまた掲示板に貼ってある紙を持ってきてください。」

「はい。わかりました。」

そう言って俺は依頼の掲示板のところに向かった。

依頼      

やりたいものがあったら紙を持ってきてください
・町のゴミ拾い   星1                 報酬   1袋  5アース
・スライムの討伐  星2~3           報酬  10体  100アース
・悪人の調査      星3                   報酬   ……
・無人の館の調査    星4~7?        報酬 ……
・脱獄者の発見    星5?               報酬  ……

(いやどれにしようかな。町のゴミ拾いにしようかな…イヤでも、報酬が少なすぎるな。スライムにするか。あ、でも武器持ってないし。)

そう考えていると思いついた。

武器借りればいいじゃん!

スライムの討伐の紙を持ってカウンターの女性のところに行く。

「これがしたいんですけど、武器って借りれますか?」

「スライムの討伐ですね。え?武器ですか?」
カウンターの女性は驚いた表情で言った。

(え?そんなに驚く?武器を貸すこととか少しくらいあるんじゃないの…?)

「まぁ、一応借りられますよ。」
「どのような武器を使われますか?」

(え?武器?使ったことないから自分にどれが合うか分からないんだけど…まぁ取り敢えず剣を借りるか。)

「剣を貸してください」

「剣ですね。わかりました。」
そう言って奥に行った。

数分後、カウンターの女性は剣を3つ持って戻ってきて「この3つしかなかったのでこの中から選んでください。」と言った。

「わかりました。」
そう言って、3つの剣を見る。
(うーん。わかんね…)
そう思っているとβが頭の中に話しかけてきた。

【マスター3つありますが、1番左の剣が1番、依頼に合うと思われます。】

そうベータが言ったので、剣のステータスを見てみた。

【剣】
普通の剣 (借)
切れ味17/25
軽さ 少し重い
スライムへの攻撃1.3倍

(説明)
普通の剣。少し切れ味が落ちている。スライムへの攻撃が1.3倍になる。

(へーー。スライムへの攻撃が1.3倍はいいな。ぴったりだ。持った感じ説明通り少し重たいがこれくらいなら大丈夫そうだ。)

ありがとうとβにお礼を言い、
「これを貸してください。」
とカウンターの女性に言った。

「わかりました。」
「壊したら弁償ですので、壊さないようにしてくださいね。あ、あと使い終わったらこちらのカウンターに持ってきてください。」

「はい。わかりました。気をつけます。」
そう言って、俺はスライムの討伐をするため出発しようとしたが、すぐに気づいた。
場所がわからない。

「場所ってどこですか?」

「この通りを真っ直ぐ行けば着きます。」

「ありがとうございます。」
そう言い、俺はギルドを出た。


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コメント

  • カロンIB6

    続きはよ!!

    2
  • カロンIB6

    いつの間にかお気に入り登録数めっちゃ増えてた。いや~有名になるの早いね。

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