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人間離れしてたんで、ついでに神超えてもいいですか?

久遠シュウ

第2話 新しい世界での一歩


ピーーー

………………………自己再生中……………………

(なんだこの音は?)
頭の中で聞こえる。

そう思った瞬間、目が覚めた。

青い空。

「え?」

横になっていたので、起き上がる。

見渡すと遠く彼方まで続く草原。

(ここはどこだ?)

(ってあれ?そう言えば俺って電車に轢かれて死んだはずじゃあ?
あっ!あー天国ね。そういうことか。)

………

あーあ死んじゃったのかー。

「はぁーー」

下を向く。

「は?どういうこと?」

足に繋がったあとがある。よく見ると手や腕など体のあちらこちらにある。

うわー気持ちわるっ!と思っていたら、徐々にあとが消えていく。

ピーーー

…………………自己再生、終了……………………

また、頭の中で聞こえる。

(一体なんだろう??じこさいせい?あ!もしかして電車でバラバラになった俺の体をくっ付けたとか???でもそんな訳…)なんて考えていると遅れて俺の思ったことに誰かが答えてきた。

 【はい、マスター。】

俺は驚いてすぐに首振って当たりを見た。しかし誰もいない。

「誰だ!どこにいる!?」俺は声を出して言った。

【私の名前はβ(ベータ)です。マスターの頭の中にいます。】

「は?頭の中?いつからいたんだ?」

【マスターが元の世界で生まれた瞬間からです。】

「え?マジかよ。気持ちわる…」

【十数年一緒にいるのにそれは酷いですね。】

「いやいや、誰だって知らないやつが頭の中に十数年居たら気持ち悪いって思うぞ。」

【そうですか…】

……沈黙の時間……

「そう言えば、ここはどこなんだ?」

【ここは、人間界のアストレア王国という国で、あなたは前の世界から転移しました。】

「え??転移?冗談でしょ??前の世界は?俺を早く戻せよ!彼女との楽しい日々が待っているんだ!」

【冗談ではありません。そして前の世界に戻ることは不可能です。転移したので前の世界では存在していなかったことになっていますし、マスターの体はマナで繋がってやっと治ったので、もし前の世界に戻ると電車に轢かれたあとみたいにまたバラバラになります。】

「…」

「終わった。いきなり過ぎだろ…」



「さよなら。俺の初めての彼女…学校の友達…あと母さん…姉さん…父さん…親孝行とかやりたかったな。」

涙が出てきた。

俺はひたすら泣いた。

泣き止むまで泣き続けた。

そして泣き終わったあと、俺は決めた。

また逢う日までこの世界で生きていくと。

「だが、しかし、これからどうすればいいんだ?」

町に行ってなんかすればいいのではないでしょうか?

「そうだな。で、その町とやらはどの方向だ?」

あの大きい木がある東の方向です。

「移動手段は?自転車とかないの?」

ありません。徒歩です。

「ま、そうだよな。で、どれくらいかかるんだ?」

ここから1時間半くらいです。

「遠っ!!!はぁぁ〜〜。だる。」

っと文句を言いながらもまた逢う日までこの世界で生きていくため《主人公》 神木 真人は黙々とただ東の方向の町に向かって歩いて行った。




人間界のアストレア王国に変更。
                                      2019年1月1日

 

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コメント

  • 甲斐甲斐

    どうしてこんなやつがリア充になれたんだ畜生。

    1
  • ぷのーる

    主人公うざいですねw
    応援します。

    2
  • ノベルバユーザー167572

    主人公口悪いですねwww
    応援してます。

    2
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