血染めの館
かなめ編 第3話
突如出現した扉の先。そこは隣接しているリビングだった。先程のキッチンよりもかなり広い。
「ここに何か手がかりがあればいいが…その前に出口の扉を確認しないと」
廊下の方向に向かって進むと、廊下へと出る扉があった。手をノブにかけるが開かなかった。
「ちっ。ここも鍵かよ。でも鍵穴はあるから鍵さえ見つかれば脱出できるか。」
部屋中をライトで照らし、改めて見つめる。ブラウン管テレビとソファー、広い机が置いてあり、枯れた観葉植物、大きな薪ストーブまで設置されていた。
「煤がすげえな。まさかそのままなのか?警察の捜査は…」
「そんなもの、ないよ。」
後から透き通る声がした。振り向くと、全身を黒く染め、フードをかぶった人物が立っていた。性別はわからなかった。
「ないって…てか、おまえだれだよ。」
黒きその人物は一息置いてこう話した。
「…あまり長居しない方がいいよ。助けも呼べないこの状況じゃ、この呪いの元凶に呪われちゃうから。」
「呪いの…元凶に…。おい、それってどう言う…」
黒き人物に目を向けた時、そこにもうその人はいなかった。
「…警察の捜査がなかったって、言ってたよな。なにか理由があるはずだ。探そう。」
事件が起こったのは日本中に知られていたはず。なのに警察の捜査がなかったなんて有り得ない。なにか、あったのか?
「ここに何か手がかりがあればいいが…その前に出口の扉を確認しないと」
廊下の方向に向かって進むと、廊下へと出る扉があった。手をノブにかけるが開かなかった。
「ちっ。ここも鍵かよ。でも鍵穴はあるから鍵さえ見つかれば脱出できるか。」
部屋中をライトで照らし、改めて見つめる。ブラウン管テレビとソファー、広い机が置いてあり、枯れた観葉植物、大きな薪ストーブまで設置されていた。
「煤がすげえな。まさかそのままなのか?警察の捜査は…」
「そんなもの、ないよ。」
後から透き通る声がした。振り向くと、全身を黒く染め、フードをかぶった人物が立っていた。性別はわからなかった。
「ないって…てか、おまえだれだよ。」
黒きその人物は一息置いてこう話した。
「…あまり長居しない方がいいよ。助けも呼べないこの状況じゃ、この呪いの元凶に呪われちゃうから。」
「呪いの…元凶に…。おい、それってどう言う…」
黒き人物に目を向けた時、そこにもうその人はいなかった。
「…警察の捜査がなかったって、言ってたよな。なにか理由があるはずだ。探そう。」
事件が起こったのは日本中に知られていたはず。なのに警察の捜査がなかったなんて有り得ない。なにか、あったのか?
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