死の支配者にレクイエムを

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第三百四十話 武器強化

武器強化

「・・・まあ、身体能力の補正は少しだけど・・・。」
正義さんがそう言って振り抜き、ゴーレムを切り裂いた剣は一切刃こぼれしていませんでした。
「・・・まあ、こんな感じで、武器も少し強化されるから壊れにくくなるんだよね。普段はこのために利用しているんだよね。」
「なるほど。」
「まあ、壊れにくいだけで、相手が壊す気になれば破壊されちゃうけど・・・知能のないゴーレム相手に戦う分には問題ないからね。」
「俺はあまり役に立たないかもしれないな。・・・索敵と探索に特化しているからな。」
「まあ、その分僕が頑張るから大丈夫だよ。信頼してくれてもいいよ?奏くん。」
「・・・はい。・・・とはいえ、僕もどんなことができるかは見せておいた方がいいですよね。」
「・・・うん。そうだね。ゲームとかだと、目的のアイテムがあるところには強い敵がいたりするしね。」
「・・・うーん、まあ、原初の種火って多分、ものすごい火の魔力とかが詰まっていそうだし、ありえるかもしれませんね。」
「・・・え?冗談だったのに・・・。」
「まあ、あくまで可能性です。確定はしていません。・・・うーん、だけど、今までの僕はなにかとトラブルに巻き込まれていたみたいだからな・・・。うん。何かいるかも。」
・・・フラグが折られた覚えがない・・・。

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