死の支配者にレクイエムを
第二百六十七話 最後集落
最後集落
翌日も、集落を巡り四箇所目の集落にたどり着きました。ここで、有力な情報を得ることができました。どうやら、この次に行く予定の集落のものが風の大精霊を祀っているとのことです。・・・結局全ての集落を巡るって形にはなったけど、まあ、これから行く先にきちんとヒントがあるってことがわかったのは助かったね。どの集落でも情報を得ることができないってことになってたら・・・それこそ、さがしまわらなきゃいけないところだったからね。
そして、次の集落に辿り着きました。
「おや、旅人さんですか?」
「あ、はい。そうです。・・・すみませんが、風の大精霊様のいる場所を教えていただけないでしょうか?」
僕がそう言うと、集落の人は顔から笑みを消しました。まあ、いきなり来て、信仰している存在の場所を尋ねられたら、不審に思うよね。
「・・・別に、特に危害を加えたりだとかそんなことは考えていません。・・・と言うよりも不可能でしょう。」
それこそ、黒鬼に体を受け渡しても、傷一つ負わせることなく敗北することでしょう。
「ふむ、たしかにその通りかもしれないな。・・・ではなんの目的で?」
「お姉ちゃんを助けるため。ただ、それだけです。・・・おいでレイア。」
僕はレイアを呼び出しました。
「この子はレイアといって、土の大精霊様のところで出会った子です。・・・信じていただけますか?」
これでどうだろうか。・・・どうにか信じてくれると助かるんだけど・・・。
翌日も、集落を巡り四箇所目の集落にたどり着きました。ここで、有力な情報を得ることができました。どうやら、この次に行く予定の集落のものが風の大精霊を祀っているとのことです。・・・結局全ての集落を巡るって形にはなったけど、まあ、これから行く先にきちんとヒントがあるってことがわかったのは助かったね。どの集落でも情報を得ることができないってことになってたら・・・それこそ、さがしまわらなきゃいけないところだったからね。
そして、次の集落に辿り着きました。
「おや、旅人さんですか?」
「あ、はい。そうです。・・・すみませんが、風の大精霊様のいる場所を教えていただけないでしょうか?」
僕がそう言うと、集落の人は顔から笑みを消しました。まあ、いきなり来て、信仰している存在の場所を尋ねられたら、不審に思うよね。
「・・・別に、特に危害を加えたりだとかそんなことは考えていません。・・・と言うよりも不可能でしょう。」
それこそ、黒鬼に体を受け渡しても、傷一つ負わせることなく敗北することでしょう。
「ふむ、たしかにその通りかもしれないな。・・・ではなんの目的で?」
「お姉ちゃんを助けるため。ただ、それだけです。・・・おいでレイア。」
僕はレイアを呼び出しました。
「この子はレイアといって、土の大精霊様のところで出会った子です。・・・信じていただけますか?」
これでどうだろうか。・・・どうにか信じてくれると助かるんだけど・・・。
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