死の支配者にレクイエムを

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第二百五十八話 登山開始

登山開始

ほどなくしてミーナがご飯を運んで来ると、星奈さんは勢いよく食べはじめました。・・・そんなにお腹空いていたんですね・・・。
ご飯が終わるといよいよ登山のはじまりです。アウラに乗って行くということはしません。これだけの高さの山だと高山病とか普通にありえますからね。・・・まあ、ある程度まではアウラに頼む予定だけどね。
「さて、じゃあ、アウラよろしくね!」
「ギャウッ!!」
「え?・・・おー!!大きいね。」
「でしょ!星奈さんものって?」
「わかったわ。・・・少し高いところは苦手なのよね。」
「まあ、一応、頑張ってね?勇者、勇気あるものなんでしょ?まあ、黒縄で落ちないように固定はしておくから。」
「・・・わかったわ。」
「・・・さて、出発だね。アウラ、お願い。」
僕がそう言うと、アウラは飛び立ちました。・・・どこらへんまで短縮できるかね。・・・十分の一も短縮できなさそうだね。

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