死の支配者にレクイエムを

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第二百五十四話 一日制限

一日制限

「・・・そういえば同じのは使えないの?」
「今、矢を使えるかってこと?」
「うん。」
「今日は無理ね。明日になれば使えるけど。」
「なるほどね。1日につき1回ってことね。・・・ってことはあまり手札を切らせる必要もないね。あとは僕がやるね。」
「まあ、この後何かあるかもしれないからね。・・・まあ、多分ふつうにはぐれ魔物だとは思うけどね。」
「まあ、そうだろうけど、念のためだからね。」
僕は後数匹となった鳥の魔物に視線を向けます。・・・周りの建物は土でできてて、燃えそうなものもないと・・・なら
「『焦熱地獄』!!」
やはりこちらの方が広範囲に攻撃するには向いているよね。あたりから美味しそうな匂いが漂ってきました。・・・焼き鳥か。・・・うん、なんか食べたくなってきたぞ。宿に帰ったら頼もうかな?用意できるのかは知らないけど・・・。まあ、簡単な料理だし、串さえあればできるかな?
「お疲れ様。」
「あ、うん、お疲れ。・・・早く帰って焼き鳥食べようか。」
「食べたくなっちゃったの?・・・まあ、その気持ちはわかるわね。頼んでみましょうか。」
さあ、急いで帰ろう。

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