死の支配者にレクイエムを

looc

第二百五十話 登山準備

登山準備

「あら、セーナちゃんじゃない!今日はどうしたの?デート?」
「違います。ちょっと食料の準備ってところよ。明日、ちょっと山を登るので・・・そのために準備しているんです。」
「あら、そうなの。残念ね。」
「残念って何が!?」
「ついにセーナちゃんにも好きな人が?って思ったんだけどね。」
「・・・よく、僕が男だってわかりましたね。」
普段は、女の子に間違われることもしばしばあるので思わず、そう言いました。・・・やっぱり髪かな?短くした方が良いのかな?
「まあ、なんとなくね。・・・それで、何を買っていくんだい?安くしとくよ。」
「えっと、じゃあ、これとこれと・・・・これとこれと。」
「や、山登りするんじゃなかった?!大丈夫なの?!」
「大丈夫ですよ。ちゃんと運ぶ方法があるので。」
「そうなのかい。」
「ええ、安心してください。お姉さん。」
「・・・なら、ついでにこれもおまけしてあげる。」
「ありがとうございます。」
僕は匣のにしまって行きました。うん。やっぱりこの匣便利だね。賢者カーディーありがとうございました。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品