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第二百三十五話山猫乃宿

山猫乃宿

ミーナにナビゲートされて、無事に麓の町にたどり着きました。
「へえ、なんていうかのどかな感じだね。」
「そうですね。後ろに大きな山を背負っているため、戦争などに巻き込まれることが少ないためですかね？」
「ああ、なるほどね。それはあるかもね。」
まあ、魔法で・・・っていうこともできるかもしれないけど・・・例えば、トンネルを掘るとか、それこそ、転移とか？・・・転移ねぇ。なんらかの対処法があるのか、そもそも数がいないのか。もしくは魔力を大量に要するから割に合わないのかって感じかね。予想だと魔力量が多すぎるって感じかな？大量に送るなんて不可能って感じに。・・・多分これだな。
「とりあえず、まず、宿を探そうか。何かオススメの宿とかってある？」
「はい！・・・えっと、知り合いのところなんですけど・・・。」
「ふーん、ミーナがいいなら行こっか。」
「はい！ご案内します。こっちです。」

そうして案内されてたどり着いたのは、『山猫の宿』という名前の宿でした。
「ここ？」
「はい！そうです。ここで、大丈夫ですか？」
「うん、いいよ。」
「よかったです。」
ミーナはそう言うと、『山猫の宿』の入り口のドアを開けました。

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