死の支配者にレクイエムを

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第二百三十三話 出発挨拶

出発挨拶

「おお!起きたか!お帰り。」
「・・・おはようございます。はい、ただいま帰りました。」
「食べていくかい?」
そう言っておじさんは串に刺した肉を差し出してきました。
「あ、はい。お腹がぺこぺこで・・・。」
「そうだろうな。たくさんあるから好きなだけ食べてくれ。」
「はい、たくさん食べさせてもらいますね。行こう!ミーナ!」
「はい!・・・あちらから美味しそうな匂いがします。」
「本当?よし行こう!!」
一つ仕事が終わり少しだけ肩の荷がおりた気がして、少しはしゃいでしまいましたね。ご飯を食べ終わってからポールドさんのところに戻りました。
「おう・・・それで、いつ出ていくつもりだ?」
「・・・挨拶だけしてきたらもう行こうかなって思ってる。」
「・・・そうか、俺は仕事があるからついていけない。すまんな。」
「いや、気にしないで。それはわかっていたしね。・・・ありがとう、またね。」
「おう、また来いよ。」
まあ、挨拶に関してはポールドさんで終わりなんだけどね。僕は元の大きさに戻ったアウラに乗り込みました。そして、ミーナは、僕の後ろに乗りました。そして、アウラは飛び立ちました。次は風の大精霊様のところに行きましょう。

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