死の支配者にレクイエムを

looc

第二百二十一話 交代休憩

交代休憩

「終わりましたか?」
僕は目を開きながらそう尋ねました。
「ああ、終わったぞ。」
竜から、人の姿に戻ったポールドさんがそう言います。
「お疲れ様です。」
「そっちこそな。こちらがすることも大してないくらいにはそっちがやってくれてたからあまり仕事した感じがしないがな。」
「・・・そんなことないと思いますけど・・・。」
「まあ、そんなことはどうでもいいな。とりあえず、敵がいる感じはしないし、休憩にしよう。みんな魔力の使いすぎで疲れてるしな。」
「ですね。一応交代で警戒しながら休みますか。」
「そうしよう。まあ、何もないとは思うがな。」
「でしたらお二人から休憩どうぞ。」
「・・・いいの?」
「はい!私でしたら余裕がありますので。」
「・・・うん、だったらお言葉に甘えさせてもらうよ。」
多分この先が目的地ですね。まだまだ探さなきゃいけない材料は多いですけど、一つ一つ集めていくしかないですしね。焦っても仕方ありません、今は休み・・・ましょ・・・う・・・・。僕はそのまま眠りに落ちました。

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