死の支配者にレクイエムを

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第百九十八話 迷宮案内

迷宮案内

「それでなんだが、案内人は俺がすることになった。」
「そうなんですか?ではよろしくお願いします。」
「ああ、まあ、案内できるのは大精霊の祠がある場所までだけどな。」
「ん?」
「いや、古代の遺跡がダンジョン化して、飲み込まれているんだよ。」
「ああ、つまり、遺跡の場所までは案内できるけどその先はどうなっているかわからないと。」
「ああ、今まで誰も行く必要がなくて放置していたからな。」
「まあ、そういうわけでしたら、とりあえず遺跡までよろしくお願いします。」
「いや、探索も付き合うぞ?あくまで案内ができないってだけだ。」
「そうですか?でしたら、お願いします。ダンジョンだと何があるかわかりませんからね。」
「任せときな。ちなみに基本的に剣を使った戦いくらいしかできないからな。広い場所があれば竜の姿になってブレスも使えると思うが・・・ダンジョン内だと無理かもしれん。」
「どれくらいの腕かはわかりませんけど、期待してますよ。」
さて、はやく攻略したい気持ちもあるけど慎重にいかなきゃね。

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