死の支配者にレクイエムを
第百五十七話 心神喪失
心神喪失
リヴィア視点
「いやだ、やめて、いやだ、やめていやだ、やめて、いやだ・・・・・・」
「カナデ！！しっかりしてカナデ！な、なんで急に！！」
「いやだ・・・いやだ・・・・・いや・・だ・・・・・い・・やだ・・・」
「ねえ！しっかりして！カナデ！カナデ！！」
「あ・・・・あああ・・・・・ああああああ！・・・・・・。」
フッとカナデの目から光が消えました。
「・・・カナデ・・・？ねえ！！しっかりして！ねえ！！」
しかし、カナデはただ、ぼーっと目の前を眺めているだけでした。
「しっかりして！お願い！ねえ、カナデ！！」
そうしていましたが、突如として私の意識が遠ざかりました。・・・・・魔力切れ・・・まだ、眠るわけには・・・・・・。
思いも虚しく私の意識は失われ、魔法の効力も失い、私はカナデの心の中からはじき出されました。
「リヴィア姉！！起きて！！」
ユナに体を揺さぶられる感覚に目をさましました。
「・・・っつ痛っ！」
頭に鈍痛を感じ、右手で押さえました。
「・・・そうだ！カナデは？！カナデはどうなって・・・。」
カナデは隣にいました。目は開けていましたが、その目には何も映しておらず、ただ、ぼーっと前を眺めるのみでした。
リヴィア視点
「いやだ、やめて、いやだ、やめていやだ、やめて、いやだ・・・・・・」
「カナデ！！しっかりしてカナデ！な、なんで急に！！」
「いやだ・・・いやだ・・・・・いや・・だ・・・・・い・・やだ・・・」
「ねえ！しっかりして！カナデ！カナデ！！」
「あ・・・・あああ・・・・・ああああああ！・・・・・・。」
フッとカナデの目から光が消えました。
「・・・カナデ・・・？ねえ！！しっかりして！ねえ！！」
しかし、カナデはただ、ぼーっと目の前を眺めているだけでした。
「しっかりして！お願い！ねえ、カナデ！！」
そうしていましたが、突如として私の意識が遠ざかりました。・・・・・魔力切れ・・・まだ、眠るわけには・・・・・・。
思いも虚しく私の意識は失われ、魔法の効力も失い、私はカナデの心の中からはじき出されました。
「リヴィア姉！！起きて！！」
ユナに体を揺さぶられる感覚に目をさましました。
「・・・っつ痛っ！」
頭に鈍痛を感じ、右手で押さえました。
「・・・そうだ！カナデは？！カナデはどうなって・・・。」
カナデは隣にいました。目は開けていましたが、その目には何も映しておらず、ただ、ぼーっと前を眺めるのみでした。
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