死の支配者にレクイエムを

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第百四十五話 足止開始

足止開始

「助太刀します!」
「助かる!・・・って子供か。・・・ここにいるってことは戦えるんだろうが・・そんな子供まで参加しなければならないってのはなんていうか情けないなあ!!・・・まあ、そんな心情はさておき、援軍は助かった!」
「はい、とりあえず、魔法使いの方々が来るまでは足止めをしようかと思っています。」
「そうだな。流石に剣や槍なんかじゃダメージ与えられそうにないからな。一応、巨大な魔物や、空を飛ぶ魔物用の兵器もあるから、用意してもらっているが・・あまり動かせないからな。」
「つまり、それを使うときはここを突破されたときだってこと?」
「そういうことになるな。」
「なら、なんとしてもここで止めなきゃだね。」
「そうだな。すまんがよろしく頼む。」
「はい、任せてください・・・縛れ!黒縄地獄!!」
右前足を必死に押さえ込もうとしました。簡単に引きちぎられてしまいましたが、本気で押さえ込めば、ほんの少しくらいは押さえ込めるかな。それがどれほど役に立つかは、分からないけどさ。できることをしていきたい。

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