死の支配者にレクイエムを

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第百三十八話 騎士介征

騎士介征

「・・・さて、生存者は皆回収できた。もちろん死者もいるが・・・この後・・明日には、残った球体を順に破壊していく。全員行動だ。とは言え、ここで、抜けるものは抜けてくれて構わない。特に罰則もない。怪我していた者たちは休んでいろ。」
ギルドマスターはそう言った。
さて、いよいよ、か。これでおさまるといいのだが・・・なんか嫌な予感が止まらないんだけど・・・。外れていてくれればいいのだけど・・・。
「それから、明日は騎士団も討伐に参加していただけるようだ。」
「そうなんですか?」
「ああ、騎士団と冒険者で大規模な討伐隊としてあの森の攻略に挑む。」
「となると、色々考えないといけませんね。合同とはいえ、別々に動くんですよね。」
「ああ、冒険者は個人とかパーティーで動く方が向いているからな。わざわざ騎士団とともに動いてその利点を潰すのももったいないしな。」
「ですね。とはいえ、ある程度の打ち合わせはしないとですよね。」
「ああ、もう少しで騎士団から、人員が派遣されるはずだ。・・・っと、きたようだな。」
「リブリア騎士団副団長のトリシア・パーグであります。本日は明日の攻略作戦における冒険者ギルドとの予定のすり合わせに参りました。」
「ああ、こちらは、リブリアのギルドのギルドマスター、リンドバルだ。よろしく頼む。」
そして、明日の作戦についてすり合わせを行なっていた。頑張ろう。

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