死の支配者にレクイエムを

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第百二十三話 護衛開始

護衛開始

「あなたたちが私を護衛してくれるのですね。よろしくお願いします。・・・その子供たちもなんですか?」
僕が体をほぐしていると、そう声をかけられた。
「ええ、この子たちは強いですよ。まあ、女の子の方は魔物相手には無力ですけどね。まあ、このドラゴンが守ってくれてるから問題ないかな。」
「は、はあ、そうなんですか。男の子の方は大丈夫なんですね。」
「ええ、実はこの子は黒い球体を1つ破壊しているんですよ。」
「え?なら、私いらないんじゃ・・」
「いや、どうやら、それは自分の体も傷つけるものらしくてな。」
「なるほど。だからですか。」
「ああ、というわけでよろしく頼む。」
「はい、よろしくお願いします。」
そんなわけで挨拶も終わり、僕たちは準備も終わったので早速森に向かいました。
「黒い球体は・・・あっちだね。」
「わかるんですか?」
「うん、さっき、ギルドで地図をちらって見てきたからわかるよ。」
「この子は記憶力かなりいいですからね。」
「そ、そうなのすごいわね。」
「えへへ、ありがと。」
うん、やっぱり褒められたら嬉しいよね。そうして、ついに黒い球体のところにたどり着いた。

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