死の支配者にレクイエムを

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第百二十二話 決行準備

決行準備

「カナデ・・そろそろだけど、どう?」
「・・・うん、問題なさそうかな。行こう。」
「ええ、もう準備はできているわよ。」
「ありがとう。結奈とアウラは?」
そう言ってキョロキョロと辺りを見渡していると、
「わっ!(かうっ!)」
「うわぁ!!な、なんだ、そこに隠れてたのか。驚かせないでよ。」
「えへへ、ごめんね。」
「びっくりしたよ。」
「そろそろみたいよ。行きましょう。」
「「はーい」」
「かうっ!」
僕たちはお姉ちゃんについて行きました。ああ、ここ、僕たちが泊まっていた宿だったのか。通りで見た覚えがある天井だったわけだ。確か、僕が気を失ったのはギルドだったと思うけど、お姉ちゃんが運んでくれたのかな?

ギルドにたどり着くと、緊張した空気が漂っていました。
「おう、坊主もう体は無事なのか?」
「うん、ありがと。」
「俺たちはまた同じチームでいいらしいぞ。まあ、魔法使いを一人追加するがな。」
「わかったよ。」
僕はそれを聞くと、体をほぐしていきました。いざという時に動けなかったら困るしね。・・・うん、問題なさそうだ。

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