第百話探索再開

本日は100話記念の閑話を用意しております。そちらもどうぞ。
本日の一話目

探索再開

昼食後も、黄金の林檎探しをしていました。金色の林檎だったら、目立ちそうなので、かなり遠くから見てもわかると考えて頭でマップを作っているんだけど・・・もしも、見逃していたらと考えると大変だけど・・・まあ、日数的にどうしようもないか。限られた日数で出来る限り探索できるようなルートを考えてゆきます。まあ、ローラーしているだけだけどさ。しかし、見つからないねー。そんなことをしている間に夕方になり、今日の探索は切り上げることになりました。ちょうど良く、川のところに来れたしね。まあ、暗くなってからだと危ないしね。休むときは休んだ方がいいよね。とはいえ、ここは、森の中だから、見張りが必要になってくるのだが、それは、結奈がしてくれるらしい。なんでも、結奈は今、精霊のような存在で、睡眠をとる必要がないからとのことだ。まあ、家では普通に寝ていたりするけどね。必要がないだけで、寝れない訳ではないから。まあ、結奈の顔を見て、嘘をついていないと判断して、見張りを任せることにした。勿論、僕も黒縄は一応用意しておくけど、本数が足りなく、迷宮の時のような、使い方はできない。
まあ、とりあえず、野営の準備をとっとと進めましょう。まずは、石を集めて、そこに探索途中で少しずつ拾っておいた木で、焚き火を作りました。そうして、夕食のスープを作り、あとは、パンを取り出して食べました。たまにはこういうのもいいね、なんで僕は思いました。