死の支配者にレクイエムを

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第六十二話 菜蔬

菜蔬

目を覚ますと、お姉ちゃんはすでに起きているようでした。
「おはよう、お姉ちゃん。」
「おはよう、カナデ。よく眠れたみたいね。」
「うん、お姉ちゃんは?」
「私もよ。そろそろご飯できるわよ。」
「はーい、何か手伝うことはある?」
「なら、これ運んで。」
「わかった。」
僕はそう言って、サラダの乗った皿を運んでいきました。迷宮内だと、どうしても、野菜が不足しがちだからね。ちなみに、野菜は、朝早くにお姉ちゃんが出かけて、買ってきたようです。まあ、1週間ほど家に帰っていませんでしたからね。野菜も肉も悪くなっていたようでした。
お姉ちゃんも皿を持ってきて、食卓につき、お姉ちゃんと一緒にご飯を食べました。ちなみに、お姉ちゃんが運んできたのは、肉野菜炒めですね。野菜は大事です。食べ終わると体が元気になった気がしました。もちろん、気のせいですが。
さて、今日は何をするのかな?

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