死の支配者にレクイエムを

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第六十話 地図作成

地図作成

「ふーん、なるほど、迷宮か。」
「ええ、おそらく未発見の、ね。」
「そうだね、たしかに今まで、そんな報告はなかった、・・・しかし、迷宮の入り口が無いのか。土魔法で、探してみるか。案内して貰ってもいいか?」
「ええ。わかりました。」
「じゃあ、次だ。なんで、君、えっと、カナデ君だったかな?そんなに姿が変わってしまっているのかな?」
「死にかけている所に、お姉ちゃんがなんかの薬を飲ませて、こうなった。」
「なんて薬だ?」
「魔力の雫です。」
「・・・それは・・・なるほど、確かに回復の能力も高いからね。ただ、毒としての能力がさらに高いんだけどね。」
「でも・・・」
「ああ、それを使うしかなかったんだろう?そして、彼は、その、毒となる、高濃度の魔力に適応したと。」
「はい、その通りです。」
「いやあ、興味深いなあ。研究させてくれないかな?無理かな?無理だね。」
自分で言って自分で納得してしまった。まあ、僕も、協力する理由もつもりもないから、それでいいんだけどね。
「ふむ、まあ、それは置いといて、迷宮内の地図とかないかい?」
「えっと、書くものをください。」
「まあ、いいが、どうしたんだ?」
僕は、その質問に、対して、頭の中にある地図を描くことにより、示しました。

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