魔科学

暇魔神

頑張れ

ガチャ
「邪魔するぞ。」
「古間木先生。」
「次から次に入ってくるな。」
「先生。んちゃ。」
「んちゃ?」
「その挨拶。既に先駆者がいるぞ。」
「マジで!オリジナルだと思ったのに。」
「んで、先生はどうしてここに?」
「あぁ、お前に依頼しに来た。」
「では依頼料から...」
「違うだろ。だからモテないんだよ。」
「今関係ないだろ!それに俺はモテ..モテ..モテなかった。」
「ほらみろ!」
「うるせ!お前だってモテたわけじゃないからな。親に作ってもらったやつだからな。お前が凄いんじゃないです。親が凄いんです。」
「ちょっと落ち着きたまえ。話せない。」
「すみません。」
「コイツの相談に乗ってくれるか?」
「コイツ?」
「入ってこい。」
「失礼します。涼しいですねここ。」
「どちら様?」
「あっ、峰 あんこです。てか前に合ってます。」
(貴族のベージュ服?)
「?」
「保健室です。」
「あぁ、君か。そう言えばそんな顔だった。」
「あんたどんだけ人の顔見てないんだ。」
「失礼な!もうクラスメイト3人は覚えたぞ。」
「もう3カ月経ってんのに!?」
「人の顔と名前を覚えるのは苦手なんだよ。てか、俺大抵クラスにいないし。」
「3カ月あれば覚えるだろ!」
「あの〜いいですか?」
「あぁ、すみません。」
「今日はあの時のお礼と頼みがあってきました。」

「まずはありがとございました。おかげで長い事悩まされていた、貧血?てのが治りました。そして依頼のお願いです。」
「私の弟を助けてください。」




きたのはボロい家。
部屋の前で待ってと言われた。そしてあんこだけ中に入っていった。中で
「遊。今からお兄ちゃんとお姉ちゃん達が来るけど大丈夫?」
「.....。」
「そっか。ありがとね。」
ガチャ
「入っていいわよ。」
「お邪魔します。」
3人揃って中に入った。そしたらその子が
ガクガク「く...く...くるな!」
怯えて叫んだ。急いで部屋を出る。

違う部屋に移動した。
そこで執事が飲み物を用意してくれた。ボロい家に似つかわしくない爺さんだ。
「ご迷惑をおかけしました。」
あんこは弟を慰めている。
「あの弟さんは?」桐生院
「少し長い話になりますが大丈夫ですか?」
「はい。」
「峰 あんこ様と遊介様は昔は峰家の屋敷に住まわれていました。私はそこの執事をしていました。しかし、あんこ様の制服を見ていただければわかる通り2人とも魔法がうまく使えなかったのです。峰家はそれを許しませんでした。峰家の恥さらしと見限ったわけです。その時まだ幼かった遊介様は人を怖がる様になりまして。私はそんな2人を見てられず連れ出しました。それでこの様な家に逃げ延びて来ました。あんこ様には負担が溜まったのだと思います。良く倒れる様になってしまって。あなたが助けてくれたんですよね?」
「まぁ。」
「ありがとうございました。お礼をしたいのですがご覧の通り出せるモノがございません。本当にすみません。」

ダンダンダン
外から扉叩く音がした。

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