魔科学
最近第2ボタンがよく取れてる。
食事を済ませ学校をぶらつく。黒服2人に白服1人のグループ。少し目立つ。
グラウンドはバカみたいにデカイ。普通のグラウンドにそれぞれ部活のグラウンドも確保されている。
図書室を探したら、図書館だった。ここ高校だよな。
学校を一通り周って今日は帰った。
「ばあちゃんただいま。」
「お帰りー。」
若い声が返ってきた。はぁ、返事のある家っていいな。
!?今若い声が。
そしてその返事の主が庭から出てきた。泥だらけだ。
「あの〜どちら様ですか。?」
「いやね〜私よ。私。」
「私私詐欺ですか。俺はそんなものに騙されませんよ。」
「何言ってるの。ばあちゃんよ。」
「嘘をつけーー!」
「あっこの姿ね。若返りの魔法よ。30分しかできないけどね。」
ムッチャ美人だった。王女の様だ。鼻の下が伸びるのをこらえる。しかし俺のエクスカリバーが反応する。しかしばあちゃんと言うセリフがそれを抑える。
そしたらボンッといって元のばあちゃんに戻ってしまった。
「で?何でばあちゃんはあんな格好してたの?」
「草刈りだよ。このまんまじゃ腰が痛くて痛くて。」
「魔法で抜けないの?」
「根元もでちゃんと取れないんだよ。」
「ふ〜ん。」
「どうだった学校初日は。」
「友達できたよ。貴族の友達も。」
「わやや〜。凄いわね〜。」
「だしょ。」
翌日
早くも授業開始である。
数学は東大理IIIでもA判定の俺には敵ではない。雑魚め。
社会、国語、はここでもトップ層だろう。魔法だけはどうしようもなかった。
魔法科授業
女の先生だ。
「えー、魔法科担当の古間木だ。魔法は中学で習ったな、高校はその応用だ。難しく考えない方がいいだろう。取り敢えず今日は簡単な魔法やってもらおう。火を出してみろ。」
みんなが手から火を出す。
「どうした?えーと、余郷。」
「ふふふ。ファイヤーー!」
そうして火を出した。そしたら周りはパニックに。
「魔力反応が一切なかったぞ。」「マジで?そんな事できるの?」「無理だろ。」
火は簡単に出せた。付ける前に手を濡らしてバイオエタノールにつけた後、さりげなくみんなの手のひらで燃えてる火を借りた。そして思いっきり手を振って火力を上げた。
そして水で急いで消化した。バイトエタノールは昨日掃除で使えるかな、と思って作っていた。持ってきたのは自慢するため。
「何で水?」「さー?」「消せばいいじゃん。」
「なぁ」「自分で出したんでしょ。」
色々言われてんな。でも誤魔化せただろう。
「余郷。後で指導室にきなさい。」
ダメだった。
「はい。」
指導室
「余郷。お前魔法使えないのか。テストのヤツもふざけてるのかと思ったけど。」
「はい。すみません。」
「別に怒っているわけではない。逆にテスト全部合っていて職員は騒然としてたよ。」
「やっぱり合ってました。ヨッシャア。」
「そんな事よりこれからどうするんだ。魔法が使えない奴は初めてだからな。しかし、魔法を使えないのにどうやって火を出したんだ。」
「化学です。」
「ばけがく?何だそれ。」
「いいですか先生。考えてください。火は何で燃えますか。人はどうやって生きているんですか。なぜ物は落ちるんですか。なぜ音が聞こえるんですか。」
「魔法だろ。」
「ダーーー。じゃああなたはどこで音を聞きますか?」
「耳だな。」
「そうです。耳です。あなたは耳をなぜつけてるんですか?」
「音を聞くためだろう。」
「そうです。そうです。じゃあどうやって音を認識しますか?」
「知らん。」
「そこです。その知らない部分を突き詰めたのが科学です。そこの一部に化学があります。」
「成る程。大体わかった。よくわからんが。わかった。で?」
「で?」
「これからだよ。」
「僕魔法はしたくないです。なんか傷つきます。」
「だな。校長に掛け合うってみるか。」
「よろしくお願いします。」
グラウンドはバカみたいにデカイ。普通のグラウンドにそれぞれ部活のグラウンドも確保されている。
図書室を探したら、図書館だった。ここ高校だよな。
学校を一通り周って今日は帰った。
「ばあちゃんただいま。」
「お帰りー。」
若い声が返ってきた。はぁ、返事のある家っていいな。
!?今若い声が。
そしてその返事の主が庭から出てきた。泥だらけだ。
「あの〜どちら様ですか。?」
「いやね〜私よ。私。」
「私私詐欺ですか。俺はそんなものに騙されませんよ。」
「何言ってるの。ばあちゃんよ。」
「嘘をつけーー!」
「あっこの姿ね。若返りの魔法よ。30分しかできないけどね。」
ムッチャ美人だった。王女の様だ。鼻の下が伸びるのをこらえる。しかし俺のエクスカリバーが反応する。しかしばあちゃんと言うセリフがそれを抑える。
そしたらボンッといって元のばあちゃんに戻ってしまった。
「で?何でばあちゃんはあんな格好してたの?」
「草刈りだよ。このまんまじゃ腰が痛くて痛くて。」
「魔法で抜けないの?」
「根元もでちゃんと取れないんだよ。」
「ふ〜ん。」
「どうだった学校初日は。」
「友達できたよ。貴族の友達も。」
「わやや〜。凄いわね〜。」
「だしょ。」
翌日
早くも授業開始である。
数学は東大理IIIでもA判定の俺には敵ではない。雑魚め。
社会、国語、はここでもトップ層だろう。魔法だけはどうしようもなかった。
魔法科授業
女の先生だ。
「えー、魔法科担当の古間木だ。魔法は中学で習ったな、高校はその応用だ。難しく考えない方がいいだろう。取り敢えず今日は簡単な魔法やってもらおう。火を出してみろ。」
みんなが手から火を出す。
「どうした?えーと、余郷。」
「ふふふ。ファイヤーー!」
そうして火を出した。そしたら周りはパニックに。
「魔力反応が一切なかったぞ。」「マジで?そんな事できるの?」「無理だろ。」
火は簡単に出せた。付ける前に手を濡らしてバイオエタノールにつけた後、さりげなくみんなの手のひらで燃えてる火を借りた。そして思いっきり手を振って火力を上げた。
そして水で急いで消化した。バイトエタノールは昨日掃除で使えるかな、と思って作っていた。持ってきたのは自慢するため。
「何で水?」「さー?」「消せばいいじゃん。」
「なぁ」「自分で出したんでしょ。」
色々言われてんな。でも誤魔化せただろう。
「余郷。後で指導室にきなさい。」
ダメだった。
「はい。」
指導室
「余郷。お前魔法使えないのか。テストのヤツもふざけてるのかと思ったけど。」
「はい。すみません。」
「別に怒っているわけではない。逆にテスト全部合っていて職員は騒然としてたよ。」
「やっぱり合ってました。ヨッシャア。」
「そんな事よりこれからどうするんだ。魔法が使えない奴は初めてだからな。しかし、魔法を使えないのにどうやって火を出したんだ。」
「化学です。」
「ばけがく?何だそれ。」
「いいですか先生。考えてください。火は何で燃えますか。人はどうやって生きているんですか。なぜ物は落ちるんですか。なぜ音が聞こえるんですか。」
「魔法だろ。」
「ダーーー。じゃああなたはどこで音を聞きますか?」
「耳だな。」
「そうです。耳です。あなたは耳をなぜつけてるんですか?」
「音を聞くためだろう。」
「そうです。そうです。じゃあどうやって音を認識しますか?」
「知らん。」
「そこです。その知らない部分を突き詰めたのが科学です。そこの一部に化学があります。」
「成る程。大体わかった。よくわからんが。わかった。で?」
「で?」
「これからだよ。」
「僕魔法はしたくないです。なんか傷つきます。」
「だな。校長に掛け合うってみるか。」
「よろしくお願いします。」
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