魔科学

暇魔神

そうだ学校に行こう。

ここに住み着いて早2週間。
魔法を出そうと一瞬頑張ったけど出来ないと悟った。
少しロマンがあったのに。

最近は俺が飯を作っている。
「本当に誠ちゃんのご飯は美味しいね。これ何て言うの?」
「オムライス。」
「料理は覚えてるんだね。助かるよ。」
「まぁ。」
「それに賢い。たった2週間で大学の入試問題解いちゃうし。」
「それは俺のウリですから。」
この2週間図書館など走り回って勉強した。この世界は国語、数学、社会、魔法、だった。数学はすぐわかった。元の世界の方が進んでいたからむしろ俺の方が賢い。国語は古語の活用が違っていたけど、覚えた。社会は歴史はあらかた覚えた。魔法は無理。魔法陣の形は覚えたけど。問題だと、魔法で書いた魔法陣を貼り付けなければいけない。無理。だが、この俺が白紙は許されない。


「でさ、誠ちゃん。学校行きたくない?」
「行きたい。」
「そうか...。どこがいいかな。」
「一番難しい高校で。」
「でも魔法が出来ないじゃ、受からないわよ。」
「魔法以外全部満点ならどう?」
「どうなんだろう?でも面白そうね。やってみようか。」
「よっしゃ。ありがとうばあちゃん。」
「頑張んなよ。」


3週間後受験日。
極めた。完全に極めた。勝った。既に極めてしまった。
我は既にこの世界を極めてしまった。そう思って校門をくぐる。(キチガイ)そして教室に入ってペンを回す。


「開始!」
テストを解きまくる。数学は一瞬だった。暇すぎて祈った。
魔法科はみんな手のひら光を出してやっていた。ただ1人鉛筆を持っていた。誠十郎は魔法陣を書いていた。魔法陣は練習の成果で円がめっちゃ綺麗に書ける。

全てを解き終わって隣の女子が聞いてきた。
「お前魔法科、何で書いてたんだ?」
「見てたの?カンニング?」
「ちがう。1人だけペンを持っていたら目立つの。」
「俺魔法が使えないんだ。」
「珍しい。」
「だろ。でもな、全部書いてやった。」
「お前すげぇな。でもそれマル貰えるのか?」
「知らん。」
「チャレンジャーだな。」

そんな会話をしてたら分かりやすい笑顔をして寄ってきた連中。
「なになに。君魔法も使えないでここ受けたの。これだから平民は。」
「何あの子、貴族かなんか?てかここ貴族も受けるの?」
「何知らないで受けたの?ここはレベルが高いから平民でもできれば入れる所なんだよ。」
「マジで!」
「さっきから何をヒソヒソ喋ってやがる!無礼だぞ!」

なんか昔ちゅと半端に勉強ができる奴に似てる。少し勉強ができるとその下の連中を小馬鹿にする奴。

いいかよく聞け。本当にできる奴そんな事しねぇだよ。勉強できる奴=冷たい奴と考えてる奴ら。考え直せ。

「何か言ってみろ!」
「何か。」
「はぁ......。なんだ貴様!舐めているのか!」
「いや、話すことがなかったので。では帰らさしてもらいます。」





「ただいま〜。」
「お帰り。どうだった?」
「v」ピース
「本当!じゃあ早く確認、確認。」
「確認って...」
ばあちゃんがテレビをつけた。そしたら早速解答が出てた。
「こっちのも塾あるんだ。」ボソッ


勿論満点だった。やはり俺は天才だった。
魔法はどうなんだろう?知らんので合格発表を待つ。


受験番号を持って書かれている番号を確認する。
「2889番、2889番あった。しかし、なんていう受験数だよ。大学かここは。」
こうして誠十郎は王立マカデミア学院に入学した。


入学式
新入生代表を俺じゃないことが悔しい。あそこは俺のポジションだったのに。
「....新入生代表。神崎 学人。」パチパチ


入学してきずいた事は制服の色の違い。最初は学年が違うのかな。と思ったけど。成績レベルで違った。優秀者は白。凡人はベージュ。落ちこぼれは黒を基調とした服。落ちこぼれといってもこの高校でだ。ちなみに俺は黒。魔法がやっぱり痛かった。ここでは魔法の比重は思ったより大きいのかもしれない。








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