魔科学

暇魔神

魔法って科学で表せられないから魔法なんだよ!

気がついたら。
「知らないトイレだ。」
座っていたのは椅子型ゴットン便所。しかし臭くない。
なんでかなと思い。覗き込むとなんも見えなかった。とりあえずバブを落とす。
ヒュー....
「どんだけ深いんだよ。」
そして余郷は思いっきり「あ!」と叫んだ。
しかし響かなかった。ますます分からない。とりあえず用を足してトイレをでる。しかし外で順番待ちをしていた人達に見られていた。そりゃあいきなりトイレで叫んでる人がいたら驚くだろうなと思いながら愛想笑いで小走りに出て行った。


「...............」
外に出たら知らない世界だった。外国でもない。どこ此処。俺は家のトイレにいた。しかしトイレに引きずり込まれてトイレにいた。つまり此処はトイレの世界だ。ウンウン。そんな事を考えた。
そこに子供達が遊んでいるのを見た。飛行機の様なものが飛んでいた。ラジコンかなと思って見ていたら。コントロールを持っている者が見つからなかった。その代わりに指先で追っている者がいた。またも不思議だ。
そして子供達が
「次は俺。」「私。」と言い合って指で追う者を交代していた。何とも奇妙な光景だった。子供なら追いかけろよ。と言いたくなった。
そしたら1人の子供がやった途端全然飛ばなくなった。周りから
「もっと上手くやってよ。」「下手くそ。」と言われている。原理はよく分からんかったけどかわいそうだったので助けてやろうって事になった。
「君たちちょっといいかな?」
「お兄さん誰?」「誰?」
「オモチャ博士さ。」
「博士?」「何博士って?」
「博士ってのはね何でも知ってる人の事だよ。ちょっとそれ貸して見て。」
「うん。」
そして渡された紙飛行機の様なものの羽根にカーブを作った。
「これでやってみ。」
「うん。」
そしたらさっきまで全然飛ばせなかった子が上手く飛ばせて様だ。
「できた!凄い!凄い!お兄さんありがとう。」
「一つ聞いていいかな?」
「なになに。」
「どうして飛んでるの?」
「お兄さん何でも知ってるじゃないの。魔法だよ。」
「そうだったんだー。ありがとね。」
そう言って別れた。

魔法って、魔法ってなんだよ。そんな曖昧なもので言いやがって。親はしっかり教えろよ。誤魔化すな。教育に良くないぞ。子供だってちょっと教えればわかるんだから。
考え込んでいたら。
「おい!坊主ひかれたいのか!」
「あっすみません。」
そう言って車が通って行く。車?おかしい、エンジン音が全然しなかった。プリウスより静かだ。全くしない車なんてあったけ?此処は不思議が多すぎる。多いすぎるのだが、それよりも寝床どうしよう。飯は。後眠い。色々あってまとまらない。

よし寝床を第一に飯は第ニ目標として動こう。
そうして家を周る。
狙うは爺さん婆さんの家。ピンポーン
「はい。」
「あのすいません。今日泊まれる所を探しているのですが。」
「ちょっと待っててね。」
ガチャっといって玄関が開いた。
「どうしたの?」
「旅の者なんですが、荷物も何も盗まれてしまって泊まるところがないんです。」
「あら可哀想に若いのに大変だったね。」
「はい。」
「今日はうちに泊まっていって。」
「ありがとうございます。お世話になります。」

一回目からビンゴ。ついていた。
どうやらここの治安はそんなに悪くない様だ。寝床確保。取り敢えず情報だな。

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