炎獄のナイトクラッシュ
prologue
どうしてこんな事になってしまったのだろう。高校の昼休み、俺、東藤恵斗は机の上で自己嫌悪に浸りながら耽溺していた。
俺がこの状態になっていると隣の席の女子が常住坐臥慰めてくれる。が、それは周りの男子からすれば、違反極まり無い事で、嫉妬せずにはいられない、そんな事だという事らしい。それもそのはず、隣の席の女子というのは三波京佳いう、超絶的な美女。入学当初から(入学して1週間程だが…)今までそのモテっぷりは何時たりとも衰えていない。途轍もなく可愛い!と言わざるを得ないその容姿、行動、声。何一つとして欠けることなく、この三波京佳という1人の女子に集結したのが、どれほど奇跡的なことだろうか。
それはそうと、何故俺がこんな状態に陥ったかと言うと…やっぱり超クソみたいな理由だから、言うのやめた。
「東藤君、また昨日、じゃなくて今日もゲーム、負けたの?」
「それともアニメ見過ぎて疲れたの?」
三波!やめてくれと言っただろ(心の中で。)!
「しょうがないだろ。イベクエもう今日で終わるんだから。でも、あいつー!チートだろ!イライラするー!俺は無課金だぞ!それで課金者含む相手に49連勝だったのに!」
俺はとりあえずすぐさま、思っている事を暴露。相手は理由を知っているというのに。
「あなたはほんとバカな男ね。」
出た。俺の後ろの席の人間。その容姿は三波にも引けを取らないというのに、毒舌かつドSキャラ、あと、このクラスで唯一俺の趣味であるアニメという同じ趣味を持つ人間。
笠原詩織成績はなかなか優秀。が、性格が性格なものでモテ体質では無い。
勿体ない…
唐突ではあるが、この先なかなか、俺は友達とかをつくる事が出来ないだろう。ゲーマーやらオタクなんてのは基本的に蔑視され、嘲られ、白眼視される対象を限定するだけの言葉でしかない。まぁそれに反抗出来る力が無いから俺は負け続けるのだが。(勿論負け続けるというのは、精神的に押し潰される。という意味だ。
ああ、死にたい。もしくは全員消してみたい。
「おーい、厨二病出てるわよ。」
何!?読まれてる!?こいつは超能力者か!?
「まだ言ってるの?」
すげー。この力は是非とも一度授かってみたいものだ。何処で必要になるかは今現在は不明だが。
「出来ないわよ、そんな事。」
「フフッ。」
そこで笑ったのは三波だった。
彼女の微笑みは依然止まらない。その微笑んだ姿もこれまた、凄く可愛い。いい!
周りを見渡すと、男子は全員、例え何をしていても、ハートのような目で三波を見つめていた。
周りを見渡すと、女子は全員、例え何をしていても凍りつくような目で三波を見つめていた。
流石は三波、凄まじい破壊力をお持ちで。
とまぁ、俺はこんな感じ(?)の学園ライフを送るのかと思っていたのだが…誰一人としてこの見解には辿りつけなかっただろう。
何の予兆も無かったし……
俺がこの状態になっていると隣の席の女子が常住坐臥慰めてくれる。が、それは周りの男子からすれば、違反極まり無い事で、嫉妬せずにはいられない、そんな事だという事らしい。それもそのはず、隣の席の女子というのは三波京佳いう、超絶的な美女。入学当初から(入学して1週間程だが…)今までそのモテっぷりは何時たりとも衰えていない。途轍もなく可愛い!と言わざるを得ないその容姿、行動、声。何一つとして欠けることなく、この三波京佳という1人の女子に集結したのが、どれほど奇跡的なことだろうか。
それはそうと、何故俺がこんな状態に陥ったかと言うと…やっぱり超クソみたいな理由だから、言うのやめた。
「東藤君、また昨日、じゃなくて今日もゲーム、負けたの?」
「それともアニメ見過ぎて疲れたの?」
三波!やめてくれと言っただろ(心の中で。)!
「しょうがないだろ。イベクエもう今日で終わるんだから。でも、あいつー!チートだろ!イライラするー!俺は無課金だぞ!それで課金者含む相手に49連勝だったのに!」
俺はとりあえずすぐさま、思っている事を暴露。相手は理由を知っているというのに。
「あなたはほんとバカな男ね。」
出た。俺の後ろの席の人間。その容姿は三波にも引けを取らないというのに、毒舌かつドSキャラ、あと、このクラスで唯一俺の趣味であるアニメという同じ趣味を持つ人間。
笠原詩織成績はなかなか優秀。が、性格が性格なものでモテ体質では無い。
勿体ない…
唐突ではあるが、この先なかなか、俺は友達とかをつくる事が出来ないだろう。ゲーマーやらオタクなんてのは基本的に蔑視され、嘲られ、白眼視される対象を限定するだけの言葉でしかない。まぁそれに反抗出来る力が無いから俺は負け続けるのだが。(勿論負け続けるというのは、精神的に押し潰される。という意味だ。
ああ、死にたい。もしくは全員消してみたい。
「おーい、厨二病出てるわよ。」
何!?読まれてる!?こいつは超能力者か!?
「まだ言ってるの?」
すげー。この力は是非とも一度授かってみたいものだ。何処で必要になるかは今現在は不明だが。
「出来ないわよ、そんな事。」
「フフッ。」
そこで笑ったのは三波だった。
彼女の微笑みは依然止まらない。その微笑んだ姿もこれまた、凄く可愛い。いい!
周りを見渡すと、男子は全員、例え何をしていても、ハートのような目で三波を見つめていた。
周りを見渡すと、女子は全員、例え何をしていても凍りつくような目で三波を見つめていた。
流石は三波、凄まじい破壊力をお持ちで。
とまぁ、俺はこんな感じ(?)の学園ライフを送るのかと思っていたのだが…誰一人としてこの見解には辿りつけなかっただろう。
何の予兆も無かったし……
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