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異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

狂人 樹


アル「とった!!!」

 アルクは樹の胸元に槍が突き刺さるイメージが確信でき叫ぶ。

 そしてアルクの槍が樹の胸に吸い込まれる………かに思えた。

アル「なに!」

 なんと樹は正宗でアルクの槍を受け止めた。

樹「グガガガ!!」

 樹はアルクの槍を正宗で跳ね返すとカウンターでアルクを切りつける。

アル「く!」

 アルクもぎりぎりで防いだが後に吹っ飛び樹と距離が離れる。

樹「アハッッッッッ」

 樹はそれを見て狂ったように笑う。その姿は狂人。表情は口が吊り上がっており舌がでている。目はアルクを睨んでいた。体からは黒の霧がでていた。

━━まるで樹が異能ガチャを引いて暴走したときのようだ。

樹「絶・剣・神・王♪」

 アルクが立とうとした瞬間樹は躊躇なく絶剣神王を使う。
 その声は弾んでいた。

近衛「アルク隊長!」

アル「う゛う゛ヵ゛ヵ゛」

 アルクも反応仕切れなかったのか苦痛の声と共に右腕が吹っ飛ぶ。

樹「絶・剣・神・王♪」

 また樹は躊躇なく絶剣神王を使った。

アル「な…に!」

 アルクは二発目に驚きながら回避をとった。しかし予想外のことや右腕が吹っ飛んだ痛みで動きが鈍く左足の太ももあたりから切り飛ばされた。

アル「ア゛ア゛ァ゛ァ゛」

 アルクは苦痛の声を漏らす。

樹「イッヒッヒッヒッヒッ」

 樹はアルクの姿を見て嘲う。

アル「う゛。いきなり何だ。狂ってる。」

 アルクは痛みに耐えながら樹を見る。
 いや細かく言うと樹の腕だろうか。

 樹は絶剣神王を腕に負担がかかるから無闇矢鱈に使わなかった。
 なのに今の樹はまるで人が息を吸うように当たり前のように使っている。

 しかし当たり前のように使っていても負担は変わらない。
 すでに樹の腕は血だらけだ。まぁ元々樹の体はボロボロなのだが……。

樹「もっと楽しませてよ♪僕はこの力を試したいのだ♪」

 樹は喋った。だがアルクには別の何かが喋っているように感じた。
 まるで、魔王のような邪悪な何かが……

樹「絶・剣・神…」

アル「この化け物が!」

 そう思ったアルクは樹の奥義を打つ隙を狙って樹を貫く。

樹「まだだよ♪」

 樹は体を貫いた槍を掴むと正宗を構えて……

樹「【渦巻く破壊】」

 樹の正宗が黒の霧に包まれる。

樹「プラス絶剣神王♪」

 樹は黒の霧に包まれた正宗を振る。
 アルクは危険を察知して槍から左手を離す。そして体を反らして避ける。

 アルクは体を反らしたおかげで樹が絶剣神王を放った所を見えた。
 なんと絶剣神王を放った所は砂漠化していた。

樹「さぁ第二ラウンドだよ♪」







 





 















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